年の瀬なので、今年1年をいくつかのテーマで振り返ります。
今のところ、「買いもの」「店」「仕事」「ライブ」「本」の5テーマで書く予定。年末年始のちょっとした楽しみになれたら嬉しいです。
第1弾は、2019年に買ってよかったものベスト10をご紹介します!
暮らしを彩るキッチンまわりのものから、デザインの良いガジェットまで。「これ欲しいな」と思うものが見つかったらうれしいです~!
そのまま食卓に出せる、鉄のフライパン
ドラマ「ホタルノヒカリ」で、綾瀬はるかさんがフライパンから直接おかずを食べていたのが忘れられません。たまたまワンシーンだけを見たのですが、「ああ、わかる」って思っちゃったんですよね。
でもやってみると、ズボラ感満載で凹む…
が、しかし。そんな罪悪感を吹き飛ばしてくれる鉄のフライパンと出会いました。
デザイン事務所TENTのプロダクト〈フライパン「ジュウ」〉は、大阪の町工場と作った鉄のフライパン。
「作ってそのまま出せる」って、洗い物がひとつ減るし、熱々のまま食べられるという一石二鳥なアイテムなんです!
鉄のフライパンは扱いにくいと言われますが、〈フライパン「ジュウ」〉は使い始めの油ならしがいらないんです。買ってすぐ調理に使えるのって便利じゃないですか?
オーブンでも焚き火でも使えるので、キャンプやアウトドアにもおすすめ。わたしも今年の夏にキャンプで使ったのですが、持ち運びやすくて使い勝手が最高に良いんですよ。
無垢の木材で作られたハンドルも持ちやすく、片手でサッとつけられて外せます。
わたし自身、持病で握力がかなり弱くなってしまったので、重さにはかなりシビア。取り外しできるものも、たいてい硬くて涙を飲むことも多いのですが、これは本当にカンタン!
ほぼ毎日愛用していて、いい味出てきましたよ。
ぴたりと温度を調整できる、マットブラックのポット
家で珈琲を淹れる機会が増えました。いままではティファールで無理やりガバッと抽出していて、ドリップポットを買おうかな?と思っていたのですが、買ったところを想像すると、湯を沸かして入れ替えるのが手間になりそうで。
やかんタイプも検討したのですが、欲しいホーローのケトルは重たくて持てないし。
それに、今年の夏に取材がきっかけで日本茶に目覚めたので、温度調節できるポットに魅力を感じていました。
そんな中、webledgeのけーすけくんが紹介していたビタントニオのケトルに一目惚れ。
〈Vitantonio ACTY ビタントニオ アクティ〉は、1度単位で温度が決められて、30分はその温度のまま保温してくれる機能付き。日本茶は抽出する温度で味がガラリと変わるので、その楽しさを満喫しています。
そそぎ口が細いところも抽出しやすくて、いい買い物したなぁと使うたびに感嘆しています。
ちょうどいい大きさのグラス
蔵前にある〈sunny cloudy rainy〉で見つけた小さめのグラス。
水が美味しそうに見えるのが好きだし、容量もちょうど食事のときに添えたい量なのが良い。こんなに美しいのに確か1つ500円くらいだったような…コスパが良すぎます。
イイホシユミコさんのプロダクトだと聞いた気がしたのですが、ネットで探しても見つからないので違うかも…どこのモノかわかったら追記します。
朝をお気に入りのマグで始める
埼玉県越谷市に工房を構える陶芸家・飯高幸作さんの作品が好き。
毎年春に、東日本橋〈組む 東京〉というギャラリーで個展を開いてらっしゃるのですが、そこで出会っちゃいました。
ちょっと渋めのダークブルーが穏やかな朝を演出してくれます。飯高さんの作品は、作家ものでも重たくなりすぎない雰囲気がいいんですよね。軽くて使いやすいのも好き。レンジOKなのもうれしい。日用品の美は使いやすさにも宿る。
関連記事:お気に入りのマグカップで、朝時間が変わる。陶芸家・飯高幸作さんの個展へ。2019年「組む 東京」
心がほどける、爽やかなアロマ
THREEのカフェを取材した際に見つけたルームスプレー。
柑橘系の香りのルームスプレーをシュッと寝室に使うと、疲れたからだと心がほどける気がします。無意識に力を入れて過ごしている人は、自然に肩の力を抜くのが難しいんだそうです。
そんな人に香りの力をオススメしたい!安心できる香りを見つけておくのも、健やかに暮らす手段のひとつ。
THREEのパッケージデザイン、シンプルで洗練されているのが良いんですよね。すべすべの質感のボトルも良いです。子供や動物がいる部屋でもOKだそうで、その分香りの持続性は低いけど、安心できる自然の香りですよ。
関連記事:アロマでリラックス。オレンジが香る精油のルームスプレーを。
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キングジムが作るシンプルな文具収納ボックス
長年の悩みだったんです、マスキングテープ収納問題。細々とした文具をすっきりと収めてくれるボックスは、パチンと収まる時の音が好き。今はマステとハサミなどを収納しています。
関連記事:マステ好きに!文具もすっきり収まるキングジム「HITOTOKI」マグネットボックスが優秀
どんな場所でも対応できるズームレンズ
「もう少し、店内全体が分かる写真が欲しいです」
今年の3月に特集していただいた、台東区広報誌の取材のときに編集さんに言われたひと言。それまで、単焦点レンズだけでなんとか乗り切っていたのですが、もう少し広角も取れてズームができるレンズが欲しい!小さなお店だと、全体の雰囲気を取るのがほぼ不可能だと気づき、思い切って購入することに。
今年4月下旬以降は、ほぼこのレンズだけで撮っています。全然使いこなせていないけれど、ある程度融通が効くタイプのレンズなので、すごく楽。もっと早く買ってもよかったな…!
ちなみに、使っているカメラはこちらです。
夫のお父さんから譲り受けたものなのですが、見たままを映してくれるOLYMPUSの色味が好き。
来年はポートレート用のレンズと、もっとズームできるレンズと、FUJIFILMの一眼レフが欲しい(強欲)
1万円以下で買える、シンプルなワイヤレスイヤホン
外へ出るときや集中したいときは、まわりの音を遮断したいタイプです。
AirPodsが欲しいけど、音楽聴くくらいしか使わないのに高いな…と思っていました。同じ金額出すなら、思い切って30,000円くらいの音質がいいもの買いたい!(〈blancoo house〉のタケナカナミさんが紹介していた〈Bang & Olufsen〉のワイヤレスイヤホンがかっこいいんですよ)
と揺れ動く中、デザインもプライス的にも納得の〈soundcore Liberty Air〉というワイヤレスイヤホンをmonographで発見。
コロンと手に収まりの良いケースもかわいいし、音質も申し分なし。いい買い物したな~。使うモノにこだわりはあるものの、ガジェットや家電系はあんまり調べたり悩むのが好きじゃないので、まわりのブロガーさん頼みです。
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動画チャンネル、いつ始める?
実は、8月に〈Osmo pocket〉買いました。今年からYouTube始めようと思ったのに、気づけば年末。夏の北海道旅行のために買ったのですが、旅先で店の人と話すきっかけになったのが良い思い出に。
特に男子の食いつきがすごい!洞爺湖のパン屋〈ラムヤート〉では、店主さんが「ちょっと借りていいですか?」って、石釜でパンを焼く厨房の中を撮ってきてくれました。「旅の思い出に見てくださいね」って。
関連記事:暮らしになじむ、〈ラムヤート〉の滋味深いハードパンを片手に、北海道の旅を。
来年こそ、YouTube始めていますので…!(願掛け)
シャンプー難民のみなさんへ。100%精油のオイルシャンプー
わたしの肌はわりと丈夫で、スキンケアやコスメで悩むことは少なくて。なので、荒れたときは余程のピンチを迎えてると感じるのですが、そのピンチが頭皮にやってきました。
ドラッグストアで安売りしてるシャンプーで全然平気だったのに、気づいたら頭皮にかさぶたできていました。
そこからいろんなサンプルを試して、ここ1年は〈THE PUBLIC ORGANIC〉で落ち着きました。大好きなゼラニウムの香りなのがうれしい。
安心できる原料とコスパ、そしてデザインも良いので、しばらくこれでいきます。
関連記事:シャンプー難民が見つけた、ゼラニウムの精油が香る「オイルシャンプー」
長く使いたいものに出会えた2019年
「欲しいけど、なかなか良いものが見つからないんだよな」と思って我慢していたアイテムの理想型に出会えた1年でした。
おいしいごはんや喫茶店、本などは永遠に探していられるけど、モノは探し続けるのが好きじゃないので、いろんな方の情報を頼りにしています。
来年も日々の暮らしを楽しめるモノと出会えたらいいな~!
関連記事:2018年の買ってよかったモノはこちら。
2018年はバックパックからネイル、もこもこルームシューズなど。もちろん今も愛用しています。