しんしんと雪が降る別所温泉へたどり着いたのは、一年振り。
有名な温泉地とはいえ、車で来て温泉宿でゆっくりと過ごす人が多いのか、別所温泉はとても静かだった。
東京からの高速バスを降りて、ゆるやかな坂をのぼり、角を曲がる。
すぐ左手に見える、古い商店のような佇まいの店がめあての「パンとお菓子 まるふじ」。
上田や長野の友人からの強いお薦めで、去年初めて訪れたとき。こんなにも優しい味わいのパンがあるのか、と驚いた。
そこで昼食を食べたにも関わらず、翌日の朝ごはんの分、家族や友人へのお土産もといろんな種類を買って帰り、クリスマスにはパンとスープのセットを通販でも購入。
いちど食べたら、もう我慢できない味。
しみじみ味わいたくなるパンが、「まるふじ」のパン。この店のパン以上に好きになれるパンに巡り会えるだろうかと、いつも考えている。
今日は、信州・別所温泉にある「パンとお菓子 まるふじ」へ。
別所温泉のランチなら。「パンとお菓子 まるふじ」 店舗外観
別所温泉でランチを食べる予定を、必ず作ってください・・・！このパン屋へ行かないことには始まりません。
ということで、別所温泉の駅やバス停を降り、北向観音方面へ続く坂道を登りましょう。
この看板が見えたら、左に曲がると目の前に！
古い教室のような、雰囲気のある建物が素敵です。
別所温泉のランチなら。「パンとお菓子 まるふじ」 店内
「まるふじ」の中へ入ると、手前がパンや物販のスペースになっており、奥にはカフェスペースが。
どことなく教室っぽいなぁと感じていたのは、黒い黒板や木のテーブルや椅子があったからかも。古道具を素敵に使っていて、思わずじっくり見てしまいます。
そうそう、営業時間など最新の情報は公式フェイスブックページへどうぞ。
まるふじ 商品ラインナップ
今回お邪魔したのは、土曜日の13時半過ぎ。
商品数は少ないように感じましたが、徐々に焼きあがるようで、店内奥からは「◯◯焼きあがりましたー！」と誘惑の声が聞こえます。
豆乳パン、しみじみおいしい。
わたしが世界で一番おいしいお惣菜パンだと思っている「煮込みとゴーダチーズのプチ」。
小ぶりのサイズの中には、具がぎっしりつまっています。これ10個くらい食べたい。
まるふじのパンは、国産の小麦や天然酵母を使って「気持ちのいい素材」を大切にしているんだとか。オーガニックのドライフルーツや長野県産の食材を使っているそうです。
わたし自身は、特に細かくこだわりがあるわけでないけれど、美味しくてからだにも良いものが一番ですよね。
まるふじさんのパンは、チョコやくるみ、レーズンなどがきちんとみっちり入ってるところも好き。どこから食べても、最初から最後までおいしいんです。
遠方の友人には、日持ちのする焼き菓子をお土産に。
さて、別所温泉についたらお昼ご飯です。有機豆乳パンのあんバターサンドに、煮込みチーズのプチ、チョコ。
このあんバターサンドがもう最高。塩味の効いたバターの優しい甘さのあんこ、ベストすぎる。
プチのこっくりとした味わいも最高なんですよ。
別所温泉のランチなら。「パンとお菓子 まるふじ」 イートインスペース
ワンドリンク制のイートインスペースでは、ゆったりと読書しながらパンを食べることもできます。
ホットリンゴジュースがおいしいんですよー。この日はなかったけど、野菜たっぷりのスープもおいしいんです。
静かでゆったりできる空間。
「空、晴れてきましたよ」という店員さんの声で外を見ると、太陽の光に照らされた雪が見えました。
ほんとに、この店へ来るだけでも別所温泉に来る価値あるなぁって思っています。
行けない方は、「まるふじ」のパンは通信販売で購入することができるので、ぜひどうぞ！
別所温泉のランチなら。「パンとお菓子 まるふじ」店舗情報
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#かもめと街の上田さんぽ地元の人が通う、馬肉うどんの名店。長野県上田市「中村屋」https://t.co/XVHTS9EdNv
— チヒロ@街歩きエッセイスト (@kamometomachi) February 12, 2019
