特別な日をいつもと変わらない日のように過ごすのが好きだ。
「もう年取りたくないよー」と思いながら、誕生日になると「今週1週間は誕生日のお祝いウィークです!」と勝手に夫へ宣言して、無理やりお祝いモードを作る。
とはいえ、10年以上も一緒にいると誕生日すら特別なことをしようという意識が減る。もともとその日の気分で予定を決めたい派だからか、当日になって「神保町でカレー食べたい!」なんて言い出す。
偶然、平日休みの取れた夫と気になっていたカレー屋へ。
スパイスカレーに明るいわけではないけれど、南インドカレーは複雑な味わいのスパイスがいろいろ楽しめるから好きだ。
今日は神保町〈三燈舎〉へ。
神保町でスパイスカレーなら〈三燈舎〉がおすすめ!店舗外観
神保町でランチといえばカレー。個人的には〈ボンディ〉の欧風カレーがダントツに好きで、神保町カレーならついつい〈ボンディ〉へ行ってしまうのですが、今日はさらっとスパイスカレーが食べたい気持ち。
神保町駅から小川町駅方面へ歩き、大通り沿いの2階にある〈三燈舎〉は、南インドカレーの専門店です。入口からして別世界へ誘ってるようで良いですよね。
神保町でカレーなら〈三燈舎〉がおすすめ!店内
〈三燈舎〉へは平日13時過ぎに行ったところ、満席で10-15分くらい待ちました。14時過ぎだとお客さんの波もだいぶ落ち着くので、遅めのランチにもいいかも。(ラストオーダー15時とのこと)
〈三燈舎〉Santosham とは、シェフの出身地の言語で「幸せ」という意味なのだそう。
店内は簡素な作りの雰囲気ですが、よく見るとインテリアのこだわりが見えて楽しいですよ。
余計なものはないけど、そこはかとなく感じるお洒落感。使い込まれた椅子もいい味出してます。写真撮ってないのですが、荷物入れ用の布の巨大バッグがクタクタで可愛かったです。
神保町でカレーなら〈三燈舎〉がおすすめ!メニュー
〈三燈舎〉のランチメニューは、本日のカレーが3種類用意されています。セットは3種類から選べるので、下記を参考にどうぞ。
ライスはお替り無料。ドーサはクレープのような薄い生地で、バトゥーラは揚げパンです。パパドは薄いおせんべいみたいな生地で、豆や米粉から作られているそうです。
南インド料理に慣れていないと、次々出てくる知らない単語に慌てますが、店員さんが優しく教えてくれるので大丈夫!なはず。ベジタリアンメニューにも変更できるそうなので、お肉が苦手な方も安心ですね。
わたしはドーサもバトゥーラもパパドも大好きなので、今回はCの欲張りセットに。
この日は天気が良くて、まぶしいほどの自然光が心地よかったです。
ああ、おいしそう…!ちなみに揚げパンの下にライスもあるので、なかなかなボリューム。パリパリのパパドというおせんべい的なのは、粉々にしてカレーにかけても美味しいそうですが、わたしはそのまま食べる派。濃厚な豆の味がたまりません。
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揚げパンは中が空洞でふわふわなので、思ったほどボリュームはありません。(カロリーは知らない)特に中辛のチキン・コルマがクリーミーで好みの味でした。辛口のマトンカレーは、マトンらしいガツンとしたお肉の味がたまらない。けど、かなり辛めで身体中から汗が出る感じ。
それぞれのカレーを混ぜて食べるのもおすすめだそう。また変わった味わいになるのでぜひ。
それにしてもスープ状のカレーだと、たいていルーを余らせちゃうので上手な食べ方を知りたいです。こんなにボリュームあったらライスお替りしないでしょ、と思ったけど、あまりにルーが余るからお替りしちゃいましたよ。
ライスのお替りは、店員さんが席まで来てくれてちょうど良い量をよそってくれるのがうれしい。
全体的にボリュームがあるので、Aセットでも充分かも?と個人的には思いました。
辛さで大騒ぎの口の中を、チャイでひと休み。目の前で淹れてくれるパフォーマンスもおもしろいですよ。ふわふわの泡のミルクチャイ。
隣の席では、ワインを片手に世間話に花を咲かせる女性も。昼からワインとカレー、最高の休日の過ごし方じゃないですか!
※2021年4月追記:現在休業中、再開は5月上旬とのことなのでSNSをチェックしてください。
神保町でカレーなら〈三燈舎〉がおすすめ!店舗情報
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神保町「ミロンガ・ヌォーバ」でタンゴを聴きながらウィンナーコーヒーを。