ここは喫茶店なのか?
店の外観や内装の雰囲気はレトロなザ・喫茶店だけど、出てきたプリンを見てびっくり。
改めてメニューを見ると、フードメニューも本格的で洋食屋さんのよう。
というか、そんなカテゴライズどうでもいいか、と思わせてくれるスペシャルデザート。
昭和感満載のレトロなフォントも目を引く、中野〈アザミ〉のデザートの美しさよ…
やはり中央線沿線は素晴らしい喫茶店が多い。中野はふだん降りない駅だけれど、次はここでごはんが食べたい。
わざわざ行くべき店ができると、知らなかった街が身近になる。こうして好きな店が増えるのが、今のわたしのささやかな幸せ。
中野〈アザミ〉店舗外観
中野〈アザミ〉があるのは、中野ブロードウェイがある方と反対側の南口を出て、右手にある大通りを進みます。
ほら!こんな山小屋のような佇まい、最高。
中野〈アザミ〉店内
縦に細長い店内は、テーブル席がずらりと並びます。いつも混んでいるようですが、この日は平日の17時くらいだったため、空いていました。ひとりだったのでカウンター席へ。
中野〈アザミ〉メニュー
メニューはこちら。ここで普通の喫茶店ではないことにうっすら気づきます。よく見ると、知らない単語が並ぶメニュー。「豚バラ軟骨のボルドレーズ」、「イベリコ豚タンのブラザード」…?
今回は、デザートをいただきにきたので、気になっていたカスタードプリンを注文しました。
運ばれてきた瞬間、びっくり。こんなに豪華なプリン見たことないわ。まるで美術品のような華やかさ。
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純喫茶のようなシンプルなプリンやプリンアラモードのような、フルーツたっぷりのせたタイプではなく、思わず立って拍手喝采したくなるご褒美デザート。すごいねこれ。
食べると、プリンは素朴な味わいで、見た目の華やかさと相反する優しい味。沖縄産の黒糖と天然バニラビーンズを使っているとのこと。
からだが「こういうの求めていました」と賞賛する、甘すぎないスイーツ。小腹を満たすには充分すぎるほどのボリューム。これで770円は安すぎませんか…?(ドリンクセットで870円)
食べログで見てみたら、パスタも本格的で美味しそう…。次は夜ごはんでお邪魔したいと思います。
わざわざ中野へ行って食べるべきプリンですよ、これは。
中野〈アザミ〉店舗情報
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