秋葉原駅と神田駅の中間あたり。神田須田町には、今でも古い建物がちらほらと並ぶエリアです。
奇跡的に東京大空襲の戦火からまぬがれたそうで、そのおかげでこの辺りは趣のある良い建物があちこちに残っています。そんな貴重な建物を見に、神田さんぽしました。
秋葉原駅からスタート
まずは秋葉原駅からスタート。ラジオ会館のロゴ、かっこいい!
万世橋を渡り、まず最初に見たいスポットがこちら。
〈鷹岡株式会社〉というファッション卸売の会社の建物がステキなんです。昭和10年に建てられたそうで、この辺りには万世橋駅という駅があったそう。
「千代田区景観まちづくり重要物件」に認定されているので、詳しくはリンクをどうぞ。
神田のおすすめ散歩ルートまとめ〈神田まつや〉
さらに大通りを進めば、右手に見えてくるのが〈神田まつや〉。
こちらは大正14年に建てられ、「東京都選定歴史的建造物」に認定されています。
風情ある建物で、手打ちのお蕎麦をどうぞ。
関連記事:手打ちそばを神田で。大正14年に建てられた木造建築の〈神田まつや〉へ
お蕎麦といえば、〈神田まつや〉の裏にある立ち食い蕎麦屋さんも気になる!
「六文そば」というチェーン店だそう。秋葉原から神田にかけて、雰囲気のいい古い立ち食いそば屋さんがたくさんあるんですよね。
令和になっても超ロープライス。
神田のおすすめ散歩ルートまとめ〈竹むら〉
〈神田まつや〉の後は〈竹むら〉へ。こちらも「東京都選定歴史的建造物」に選ばれています。昭和5年に建てられています。
揚げたての揚げまんじゅうはお土産にも。
〈竹むら〉の真向かいには、都内唯一のあんこう料理専門店〈いせ源〉が。こちらは昭和7年に建てられています。
休業中だったのですが、再開した暁にはお邪魔したいです。
すぐそばの路地にも気になる建物が。
この辺りも看板建築の宝庫。
須田町散歩したら、ここもぜひ見てほしい!
頭上に双子のライオンが!
顔を寄せ合って寝そべる姿がなんともキュート。ペーパーウェイトとかブックスタンドにしたい。ミニフィギュアがあればいいのに。
神田のおすすめ散歩ルートまとめ〈ショパン〉
素晴らしい建物が続き、興奮を抑えるために入った喫茶店もまた濃い喫茶店で。〈ショパン〉は昭和8年創業のステンドグラスが美しい喫茶店です。
いまの建物は昭和61年に移転したビルなのですが、入口が奥まっている分、静かに過ごせるのがいいですよ。
関連記事:ステンドグラスが美しい、昭和8年創業の喫茶店〈ショパン〉へ
神田さんぽを楽しもう
帰りは秋葉原方面へ戻り、万世橋にある商業施設〈マーチエキュート〉を通って〈haluta kanda〉で北欧雑貨をチェック。
万世橋、汽車のレリーフがかわいい!
橋からの眺めもいいんですよね。
以上、さっくり神田レトロ散歩でした!今回紹介した場所は、どこも近接しているので、ほんの2,3時間気分転換したい日におすすめ。
神田須田町から、小川町・神保町へ行き、喫茶店巡りもよいですよ〜!
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