「先代の頃から貼ってあるから、どこで手に入れたかはわからないんですよ」と話すのは、浅草・新仲見世にある〈珈琲ハトヤ〉のマスター。
ハトが2羽、ハート型に寄り添ったロゴがかわいい〈珈琲ハトヤ〉の壁には、昭和14年当時の浅草の地図が飾られていました。
子どもの頃から数えきれないくらい通り過ぎてた喫茶店へ、ようやく足を踏み入れた話、していいですか。
浅草の喫茶店めぐり〈ハトヤ〉でコーヒーを。店舗外観
浅草の喫茶店めぐりで、ぜひ訪れてほしいのが〈珈琲ハトヤ〉。東京メトロ銀座線や都営浅草線の浅草駅からは少し離れていて、つくばエクスプレスの浅草駅からの方が近いかも。
新仲見世通りのはしっこにあって、国際通りを目指して歩いてもらえれば左手に赤い看板が見えるはず。
この辺は大好きな〈銀座ブラジル〉も〈珈琲アロマ〉も〈ローヤル珈琲店〉もあって、たいてい好きな店へ行ってしまうのでなかなか開拓できずにいました。
看板もロゴもメニューも全部かわいい。
ステッカー作ってくれたら買いたい…!
浅草の喫茶店めぐり〈ハトヤ〉でコーヒーを。店内
〈珈琲ハトヤ〉の壁はペールグリーンに塗られ、アクセントにボルドーを。細い小窓にかかった白のレースカーテンが柔らかな印象を与えています。
見て、この地図!
昭和14年当初の地図で、当時の浅草の様子が伺い知れます。ピンクでマーキングされているのが、ハトヤ。
今でこそ浅草の劇場も映画館もだいぶ少なくなりましたが、当時はこんなにあったんですね…!
ああ、タイムスリップしたい。どんな街並みだったか肌で感じたい。この地図が欲しくて、マスターに聞いたところ、先代の頃から飾っているからどこのものか分からないとのこと。
その代わりに、昔の浅草の様子が知れる「月刊浅草」という冊子をいただきました。加盟店だと無料でもらえるらしく、他の店でもいただいたことあるので、気になる方はぜひ。
浅草の喫茶店めぐり〈ハトヤ〉でコーヒーを。メニュー
〈珈琲ハトヤ〉の名物は、シンプルなホットケーキらしいのですが!
今日はおなかいっぱいだったのでホットコーヒーのみ。
え…!カップアンドソーサーがかわいすぎるんですけど…!
いつか〈かもめと街〉が有名になったら、浅草の喫茶店グッズ出したい…!いいロゴや看板、カップに出会うたびに妄想しています。
ちなみにコーヒーは酸味も少なくすっきりと飲みやすい味わいでした。ホットコーヒー400円。ぜひ浅草さんぽの休憩にどうぞ。次はホットケーキ食べます。
浅草の喫茶店めぐり〈珈琲ハトヤ〉でコーヒーを。店舗情報
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