2年ぶりに京都へ行ってきました。
出張の帰りに1泊2日でまわってきたルートをぐるりと写真たっぷりで紹介します。
いつかの京都旅行の参考になれば嬉しいです!
奈良から京都は近鉄奈良特急で40分ほど。
今回の京都は、奈良での取材を終えた後に急遽立ち寄り。京都と奈良が、実はこんなに近いということを初めて知りました…!
偶然事故で電車が運休していたため、通常料金+500円程度で乗れる特急へ。
どことなくレトロな配色の近鉄奈良。
赤い座席シートも朱色に近い色がキュートです。
シートのデザインが象形文字っぽかったです。
奈良の旅については、また追ってお知らせしますね。
あっというまの40分で、京都着。
京都旅行のおすすめホテル〈Len Kyoto Kawaramachi〉
まず京都駅からバスへ乗り、「河原町松原」のバス停近くのホステル〈Len Kyoto Kawaramachi〉へ。
京都駅からバスで15分ほど、繁華街まで歩いて10-15分ほどのアクセスの良い場所にあります。
古いビルを改装した〈Len〉は、シンプルかつ遊び心のあるインテリアに加え、温かなサービスが心地いいホステル。今回はこちらに泊まりました。
関連記事:鴨川に近いゲストハウスで京都の街に溶け込む宿泊体験を。〈Len kyoto kawaramachi〉
鴨川の夕日を眺める
〈Len〉の部屋からきれいな夕空が見えたので、急いで鴨川へ。京都へ来たら、鴨川で夕焼けに染まる街を眺める。これ絶対。
そういえば春に受けたお仕事で、鴨川での出来事をエッセイに書かせていただきました。どこがネタになるかわからない人生です。
関連記事:【お知らせ】旅にまつわるエッセイを寄稿しました。〈ゆとり旅日和〉掲載
鳥の鳴き声が騒がしくて、見上げたら…!
まるで音符のように、サギ(たぶん)が集まっていました。
夜が近づき、どんどん灯りがともされる街。
京都のおすすめ喫茶店〈フランソア喫茶室〉へ
2年ぶりの京都なので、まずは好きな喫茶店めぐり。新規開拓したいのはやまやまだけれど、しょっちゅう来れないからこそ好きな店に入っておきたいところ。
1934年開業の〈フランソア喫茶室〉、甘いコーヒーで旅の疲れを癒します。
隣のテーブルの女の子が嵐の良さについて語りまくってて、聴き入ってしまいました。愛の深さ…!
関連記事:京都の老舗喫茶店をめぐる旅。クラシックの流れるフランソア喫茶室。
京都のおすすめ喫茶店〈喫茶ソワレ〉へ
混んでいない時間を狙って、大人気の〈喫茶ソワレ〉へ。
静寂な空間で、ひとくちずつ美しさにため息をつきながらゼリーポンチと向き合う時間。目の前のことに集中できるのは、美しい食べ物に出会った瞬間かもしれません。
関連記事:喫茶ソワレで、輝くゼリーポンチを ー 京都純喫茶巡り
京都の夜の景色を堪能できる場所
夜の四条大橋近くの眺めが好きで、ここへ来ると京都へ来たなぁと実感します。
東華菜館はいつも入りたいと思いつつ、ひとりで入る勇気が出なくて(胃袋的にも)入れず…!
夜の南座の美しさよ…!
四条大橋のたもとにある、風情あるたばこやさん。
この辺りは人通りも多く、看板だけ撮りました。
京都のおすすめ夜ごはん〈名代おめん〉へ
旅も終盤になってくると、胃が弱る弱る。おなかに優しいものを…と思い、駆け込んだのが〈名代おめん〉。銀閣寺、四条先斗町、そしてなんとニューヨークにも支店があるうどん屋さん。
ここのうどんは、薬味と一緒にいただくスタイル。
甘辛いきんぴらといただくうどん、ほろりと温かくお出汁のしみじみとした旨味にジーンとしちゃって、なぜかウルッときちゃいました。旅の疲れか…?
近くのテーブルでは、おばあちゃんと美しい女の子(たぶん、お孫さん)が家族のことを淡々と話してて、それだけのことなんですけど、ああいう時間、わたしはもう過ごせないんだな、とふと感傷的に…。
誰かにとって普通の風景が、第三者から見たらかけがえのないシーンに見えることってありますよね。
とりあえず、おめんのうどんが美味しすぎたので東京へ進出してほしいです。ネットショップでうどんセット買おうかな。
京都のおすすめ喫茶店〈六曜社〉へ
ほろりと涙をこぼした後に、気を取り直していつもの六曜社へ。(まだ食べるの?)
六曜社の伝記を読んだ後だったので、しみじみしながらドーナツ食べました。
関連記事:京都の老舗喫茶店をめぐる旅。六曜社地下店でアイスコーヒーと揚げたてのドーナツを。
お土産に珈琲豆とマッチを。
帰り道、「めっちゃ派手やん!」という子どもの声で顔を上げたら、こんな派手なパチンコ屋が!
コスモ感あって、ここまでくるとかっこいい。謎のスペイシー感。
徒歩で〈Len〉へ帰り、今日を振り返りながら就寝。
京都のおすすめ喫茶店〈スマート珈琲店〉へ
早起きして、念願の〈スマート珈琲店〉へ。フレンチトーストがこんなに美味しいとは…!想像以上のクオリティ。(写真あとで追加します…!)
分厚いトーストはフワッフワしっとり。あっという間にぺろっと完食。これは、、、ランチも絶対美味しいはず。
〈スマート珈琲店〉は本能寺の近く。
京都市役所は工事していました。建物がかっこいい!
Google マップを頼りに、とある場所の紅葉を見に。それにしても京都のバス、わかりにくすぎていつも泣いています。停留所が移動していたり、グーグルマップで指定された路線のバスが来なかったりして、一大観光地なのに、なぜかGoogle マップとの相性わるい…。
京都の紅葉を〈南禅寺・天授院〉で
南禅寺にある、天授庵の紅葉が見頃でした。あまりの美しさに圧倒…!
今日は夕方の新幹線で帰るため、残り時間を有効活用しつつ、できるだけ廻れる場所へ急ぎます。
京都のおすすめブックストア〈誠光社〉へ
ずっと気になっていた本屋〈誠光社〉。恵文社一条寺店から独立された、堀部篤史さんの店。
本のチョイスが自分好みで、持っている本がたくさんあったのが嬉しかったです。きっと京都にいたらここへ通うんだろうな。
選んだのは、京都の小さな出版社が出している「Dear キクチさん、」と、リトルプレス「NEKKO」。
政治という、わかりにくくてとっつきにくいテーマを、デザインの力で手に取りやすくし、実は身近なことなんだと教えてくれる一冊。
並びには、趣深い銭湯が。
中がどんな風になっているか気になる!
味のあるタイルも発見。
〈誠光社〉近くの雑貨屋さん〈KIT〉も、ちらりと伺いました。
その近くのギャラリーで食べた、豆のカレーも美味しかった。
歩いて出町柳にある〈出町ふたば〉の豆大福を買いに行ったところ、平日の昼間にも関わらず、大行列で断念…!50人は並んでいたような…。
気を取り直して、最終目的地へ。
モダンな建物!
お盆みたいな看板のアンティークショップ(休み)。
京都のおすすめカフェ〈カフェ工船〉
刻々と迫り来る帰りの時間。でも、ここまで来たのなら、焙煎家オオヤミノルさんの〈カフェ工船〉へ行きたかった。
あちこちまわって、へとへとだったのでアイスカフェラテを。
入った瞬間、偶然オオヤさんがいらしてびっくり。オオヤさんの「珈琲の建設」という本が好きで、いつかその感想をお伝えしたいと思っていたのですが、あまりに突然で話しかけることすらできず…。
そして、今気づきましたが「珈琲の建設」は、先ほどの「誠光社」から出ていました。ここでもお礼を言うべきだったな…!
ということで、しばしのお別れになる鴨川へご挨拶。
先斗町を通り、〈Len〉へ戻る途中。
…目線を感じる…?
〈先斗町歌舞練場〉は、昭和2年に完成した近代建築。
芸妓さんや舞妓さんの踊りを楽しめるそうですよ。
先斗町で見つけた和菓子屋さんで、家族や友人へのちょっとしたお土産を調達。
昼間の〈東華菜館〉はエキゾチックな佇まい。
〈Len〉に着くと、京都在住の友人が会いに来てくれました。ほんの少しの時間でも会いたくなる友人。ありがたい。
京都で買ったものはこちら。
無理をしないでまわろうと思ったけど、やっぱり京都には好きな店がたくさんあるから、貪欲に突き進んでしまいますね…!カフェアアルトもホホホ座も行きたかった…!
こうなったら、次は京都1週間くらい泊まりたい。いつやれるかな。
ちょっとでも京都の旅気分を味わってもらえたらうれしいです。