兜町は、3つのはじまりが生まれた土地。
このエリアには、銀行発祥の地、郵便発祥の地、証券取引発祥の地の3つがある。
その面影はそこかしこにあって、銀行発祥の地はみずほ銀行として、証券取引発祥の地は東京証券取引所として、郵便発祥の地は日本橋郵便局として今も続いている。
どれも結構すごいことではあるのに、さりげなく看板に書かれているだけなのがちょっと切ない。というか、この辺りにわざわざ来る人はきっと少なくて、見向きもされないのかもしれない。
でもせっかくここへ来たのなら、ぜひ昔の様子を想像して歩いてみてほしい。見えるもの、感じることが変わると思うから。
その足がかりとなるのが「K5」。ホテルやレストラン、カフェを有する複合商業施設が2020年2月に誕生している。
1923年に日本で初めての銀行として建てられた石造りのビル(旧第一銀行の別館だそう)は、目の前を通るだけでも圧巻。
入口が奥まっていて、入るハードルがグイッと上がるけれど、実は気軽に使える小さなカフェもあるのです。
今日は〈SWITCH COFFEE〉へ。
日本橋兜町のおすすめカフェ〈SWITCH COFFEE スイッチコーヒー〉へ。店舗外観
日本橋さんぽでオススメのカフェなら〈SWITCH COFFEE〉へ。
日本橋三越やコレドなど、いわゆる「日本橋エリア」から少し離れた場所にあり、静かな地域の兜町。
日本橋兜町と茅場町エリアを活性化させる計画が進んでいるそうで、その中心となるのが、複合商業施設〈K5〉。
〈K5〉とは、「兜町第五平和ビル」というビル名から取ったものだそう。なんだかスーパーヒーローのようなネーミングがかっこいい。
日本橋兜町のおすすめカフェ〈SWITCH COFFEE スイッチコーヒー〉へ。店内
店内のあちこちに、自分よりも背丈の高いグリーンがたくさん。
木陰で休んでいるかのような気持ちになれるインテリア。
石造りの建物の、無骨なようで凛とした印象を残しつつ、居心地の良さをグリーンが担っているような。床材も昔のままなのだろうか…。
日本橋兜町のおすすめカフェ〈SWITCH COFFEE スイッチコーヒー〉へ。メニュー
〈SWITCH COFFEE〉のメニューはこちら。
思った以上にリーズナブルでした。
〈SWITCH COFFEE〉のラテ、クリーミーで美味しかったな…。
〈SWITCH COFFEE〉は、目黒と代々木八幡にも系列店があるそう。次は珈琲豆を買って帰ろう。
〈K5〉の地下には、ビアホールも。北出食堂監修のタコスもいただけるそうなので、ふらっと夕方にでもひとりで訪れてみたいな。
日本橋兜町のおすすめカフェ〈SWITCH COFFEE スイッチコーヒー〉へ。店舗情報
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