あの歌川広重の〈名所江戸百景〉にも描かれた、亀戸天神の藤棚を見てきました。
去年の自粛期間に〈名所江戸百景〉の本を買って、遠出できない分、いまの東京と見比べてやる！と意気込んでいたはずなのに、すっかり忘れてました。
いつも時期を逃してしまうので、今年こそ満開のタイミングを狙うぞ！と思っていたら、2021年は満開になるのがだいぶ早かったらしく。
満開なところも、もう見頃を過ぎたかな？というところもありつつですが、せっかくなので写真でおすそわけさせていただきます～。
亀戸天神の藤棚の見頃・開花状況
わたしが見に行ったのは今週初め。例年だと4月下旬ごろから咲き始めるそうなので、今年はだいぶ早いようですね……！
例年は〈藤まつり〉というお祭りも行われて、夜はライトアップされているのだとか。知らなかった！今年は茶会やライトアップは中止だそう。来年は見られるといいな。
開花状況は、亀戸天神社の公式Instagramでも確認できますよ～。
亀戸天神の藤棚フォトレポート
「東京一の藤の名所」と知られる、亀戸天神の藤棚。境内には50株以上あるのだとか。
〈名所江戸百景〉に描かれた太鼓橋は、こんな感じ。
名所江戸百景 亀戸天神境内 / 歌川広重
国立国会図書館デジタルコレクションより
いまの太鼓橋はこんな感じ。
太鼓橋から見える景色がいいんですよ。少し視点が広がるだけで、こんなに気持ちいいのか！って、来るたびに思います。
ビルに囲まれている亀戸天神ですが、これもこれで東京っぽい景色なのでは。
屋台もちらほら。
亀戸天神の場所
亀戸天神は、亀戸駅・錦糸町駅から徒歩15分ほど。または両国・押上あたりから都バス「門33」で柳島というバス停から10分ほど。
柳島から北十間川沿いに亀戸方面へ歩くと、つつじ満開の歩道を歩けるので、密かにオススメです。
近くにはくず餅が有名な〈船橋屋〉も。
亀戸天神へのお参りの後は、近くの〈船橋屋〉へもぜひ。店先の藤棚もきれい！限定メニューの〈藤のおしるこ〉もぜひ。
関連記事：亀戸天神すぐ近く。〈船橋屋 亀戸天神前本店〉限定の「藤のおしるこ」を。
住所：東京都江東区亀戸3丁目6番1号
亀戸天神社 公式サイト
関連記事：亀戸天神の鷽替行事へ
亀戸天神の鷽（うそ）がかわいいんです。この行事のときにずらっと大小の鷽が並ぶ姿は圧巻。
