あの〈菓子屋シノノメ〉から独立された方が始めた焼き菓子専門店が、蔵前にオープンしました。
工事中からずっと気になっていて、きっとシノノメ系列の店なんだろうなと思っていたのですが、やっぱりそうだった！正確に言えば、独立されたとのことなので系列ではないけれど、あの雰囲気が大好きなので、単純にうれしい。
とても気になったので、オープン当日に全種類買ってみました。どれも美味しかった！特にカヌレはイチオシ。
蔵前〈アトリエ タミゼ atelier tamiser〉店舗外観
蔵前さんぽのお土産にチョイスしたい、〈アトリエ タミゼ〉。
去年から蔵前エリアで話題になっているリノベーショビル〈ウグイスビル〉の1階にある、テイクアウト専門店です。
オープン前から途切れず並んでいたので、今回は看板だけ。どこかに旅でもしているような雰囲気の外観が素敵なんですよ…！
隣には〈茶室 小雨〉という、菓子屋シノノメ系列のお茶メインのカフェがあって。
関連記事：「水鳥」という名の緑茶とビクトリアケーキでティータイムを。蔵前〈茶室小雨〉
反対側のとなりには、絵本の古書専門店〈フローベルグ〉。蔵前で買い物するときはちょこちょこのぞいてます。海外の本屋さんみたいな大きな書棚が格好よくて、いつも見るたびうっとり。ちょこちょこと古本を買わせていただいてます。
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蔵前〈アトリエ タミゼ atelier tamiser〉メニュー
〈アトリエ タミゼ〉の営業日は、いまのところ週末の土日のみ。12時からのオープンです。
おひとりでやっているようで、オープン初日はちょっとバタバタしていました。会計して商品梱包して…と。なので、ゆっくり時間に余裕をもって並びましょう。
扇型の棚受け金具のスタイリッシュさ…！
ずらりとガラスのショーウィンドウから並ぶ焼き菓子たち。かわいい…！どれも小ぶりなので、ちょっとずつあれこれ買える楽しさがあります。価格は400円前後のものが多く、意外とお手ごろ。
この日の焼き菓子は、8種類でした。
- バナナケーキ
- レモンケーキ
- フィナンシェ
- キャロットケーキ
- アプリコットのタルト
- トマトのグリッシーニ
- 大葉とブラックペッパーのクラッカー
- ショートブレッド
並んでいる間も、説明書きを読んでワクワク。勢いで「全部ひとつずつください！」って言っちゃいました。
テイクアウトのボックスにちょこんとおさまるお菓子たち、かわいい……！
ざっくりとラインナップをご紹介します。
桜のケーキにレモンケーキ、奥はカヌレ。
桜のケーキは桜あんがきいた、ちょっと和洋折衷な一品。レモンケーキはしっとり甘めのケーキにキュッとすっぱさをきかせたアイシングが特徴的。カヌレはカリッとこんがり、中はしっとり濃厚でやみつき…！
そういえば浅草橋に木・金だけ営業する〈ル・グッテ〉というお菓子屋さんがあって。ここのカヌレが最高なんですけど、タミゼのカヌレも同じくらい好きかもしれない……。
関連記事：フランスの焼き菓子を浅草橋で。「ル・グッテ」のシュークリームとカヌレ。
うつわはアンティーク。蔵前のdeps.さんでひとめぼれして買いました。1年ほど前にラジオで紹介させていただいた、素敵なうつわ屋さんです。
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手前のキャロットケーキは、チーズクリームがこんもり。くるみ、いちじく、レーズンが入っています。
フィナンシェはヘーゼルナッツパウダーとバニラパウダーが入っているそうで、ナッツとバターの風味がしっかり。
バナナケーキはしっとりした食感でバナナたっぷり！アプリコットのタルトはアマレットというリキュールを使っているので、ほんのり大人の味わい。
ここまでの焼き菓子は、賞味期限1-3日ほど。アトリエタミゼのお菓子は、どれも添加物を使っていないので、早めに食べてとのことでした。
ここからは日持ちがするシリーズ。
賞味期限10日ほどなので、手土産にも向いていますね。左から、トマトのグリッシーニ、大葉とブラックペッパーのクラッカー、ショートブレッド。
特に、ワインのおつまみになりそうなグリッシーニが好き。しょっぱい系のおやつがラインナップされてるところがうれしい。
そうそう、ショートブレッドも美味しかったな。バターの香り高い風味がたまらなくて、最後は家族と取り合いながら食べました(笑)
オープンして間もないですが、既に大人気で14,15時くらいには売り切れるもよう。当日の販売状況はアトリエ タミゼのInstagramをどうぞ。
蔵前〈アトリエ タミゼ atelier tamiser〉店舗情報
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