海苔弁、好きですか?
わたしは特に思い入れがなく、というか、どちらかというとフニャッと水分を含んだ海苔よりもパリッパリの方が好きなので、お弁当に入れて欲しくない派でした。
が、しかし。
数ヶ月前くらいにSNSで、ハライチの岩井さんがイチオシという海苔弁が話題になっていて、そこから気になっていました。
本店は九段下にあるとのことで、近くに行ったら買おうかなと思っていたら、9月に人形町の駅近くにもオープンしていました!
しかもどうやら季節限定の海苔弁もあるとかで…!気になったので買いに行ってきました。
人形町のランチでテイクアウトにおすすめ。〈海苔弁 いちのや 人形町店〉店舗外観
今のところ、〈海苔弁 いちのや〉は都内に4軒あるそう。靖国通り本店・新宿甲州街道店・新橋烏森店・人形町店です。
人形町の店舗があるのは、人形町駅から水天宮前駅へ向かう、人形町通り沿い。大観音寺の隣なので、わかりやすいはず。
大きな暖簾が貫禄あってかっこいい!
混雑状況ですが、平日の11時過ぎに行ったところ、すでに5人ちょっと並んでいました。
いつもなら行列というだけで諦めますが、テイクアウトのみなので列が進むのも早そうで並ぶことに。10分弱くらいで順番が回ってきました。
出る頃には倍くらい並んでいたので、できれば早めに買いに行くことをおすすめします。また予約もできるそうなので、並びたくない方は予約を。
近くには、玉子焼が有名な〈鳥近〉もありますよ。ここの甘じょっぱい玉子焼は、子どもの頃からよく頂き物で食べていました。美味しいのでぜひ合わせて買ってほしい。あの包み紙を見るとテンションが上がります。
高級海苔弁専門店〈海苔弁 いちのや 人形町店〉メニュー
定番の海苔弁と、季節限定夏メニューのどちらか迷ったものの、9月末までのすだち海苔弁に決定!
ちなみに定番の海苔弁のお値段は1,080円。季節限定メニューのすだち海苔弁は1,500円でした。贅沢したい日のご褒美弁当だ!
ということで、もう期間限定で終わってしまったのですが、すだち海苔弁について語らせてください。
ぱかっと蓋をあければ、そこは一面に広がるすだち畑…!
徳島県産のすだちのグリーンが眩しい!
さて、具はどこへ?と思いきや、分厚い海苔の下に秘宝が山ほど隠されていました。
海老の衣揚げに、舞茸の素揚げ、お弁当の横幅とほぼ同じ長さのちくわ天と思いのほか揚げ物パラダイス!あげもの、大好き!
そして新秋刀魚の塩焼きにとろーり半熟卵と盛りだくさん。
新潟産のお米は、揚げ玉に刻みネギと醤油を合わせたもの。麦入りご飯なので、ぷちぷちする食感もたのしい。ちょっと少なめだけど、おかずのボリュームがハンパ無いからちょうどいい。
スペシャルなお弁当だというのもありますが、こんなに入ってたら具材それぞれの持つ味わいがケンカしないのか?と思いましたが、心配ご無用。
揚げものはカラッとして油も重たくなく(ここ大事)、薄切りのすだちの輪切りと一緒にいただくと、いくらでも入りそう!
しっかりと厚みのある海苔が高級感を漂わせています。ちょっとお箸でつまもうとしても、全部一気に取れちゃうほどの厚み。
なんにしても、冷めた状態でここまでどれも美味しいと驚愕です。
温かいごはんだと、早く食べなくては、と焦ってしまうけど、冷めた状態でいただくのがお弁当の基本だと思うので、自分のペースでゆっくり食べられるのもいいな、なんて思いました。
次の秋限定海苔弁がとっても気になります。もちろん定番の海苔弁も!
海苔弁 いちのや 定番の海苔弁メニュー
海苔の日だそうなので、あのゴージャス海苔弁をと思ったものの海苔ほぼ見えない pic.twitter.com/L0qHkyfHyR
— チヒロ / 街歩きエッセイスト (@kamometomachi) February 6, 2022
通年出ている定番の海苔弁(価格:1080円)は、こんな感じ!揚げ物が多くてかなりおなかいっぱいになります。
〈海苔弁 いちのや〉の公式サイトでは過去のお品書きも読めるので、メニュー読むのが好きな人はぜひ。去年の夏にやってた「冷やしだし茶漬け」がとても気になります。
気持ちのいい気候になってきたので、公園で食べるのもいいかもしれませんね。
すだち海苔弁のポテンシャルの高さに、定番の海苔弁当への期待が高まりました!次こそ。
人形町のランチでテイクアウトにおすすめ。〈海苔弁 いちのや 人形町店〉店舗情報
おやつは〈初音〉のあんみつをテイクアウトもいいかも。