アイデアは、今あるもの同士の組み合わせというけれど。
清洲橋のたもとに新しくオープンしたばかりの〈シングルオー ハマチョウ〉でコーヒーを淹れながら、「あれ?この感覚、普通に知ってるやつじゃん」と気づきました。
オーストラリア・シドニー発のコーヒーショップ〈シングル オー〉が中央区浜町エリアに新しいカフェをオープンしました。
たしか両国にある焙煎所でも週末限定で珈琲がいただけるのですが、あくまで焙煎所なのでイートインスペースは限られています。本格的なカフェとしては浜町が初めてかも。
〈シングルオー ハマチョウ〉の推しポイントは、なんといっても世界初のタップコーヒー。
カウンターで注文後、スタッフからカップを受け取り、好みのコーヒータップの前にカップを置くと、自動で1杯分がサーブされます。そう、まるで蛇口からみかんジュースならぬコーヒーです。
それに、なんと6種類の本格コーヒーがたったの300円!シングルオリジンのものがメインとお聞きしたような。(違ったらすみません)
「テイスティング価格では?」と思うプライスですが、通常のドリンクサイズ。いつも無難なチョイスに逃げがちなわたしも、これならば知らないコーヒーをチャレンジしやすい!
隅田川テラスからも、いつ何度見てもほれぼれしちゃう造形の清洲橋からも、そして清澄白河エリアからも近いし、ふらっと寄るには最高の場所では?
浜町・清澄白河エリアのおすすめカフェ〈シングルオー 浜町〉店舗外観
「浜町ってどこ?」と、都民の人からも聞かれそうな場所なので(すみません)、簡単な補足を。
中央区の浜町は、都営新宿線浜町駅のほか、半蔵門線水天宮駅や人形町駅からも徒歩圏内。また、隅田川にかかる清洲橋を渡れば、清澄白河までもすぐ!
近くには〈ブーランジェリージャンゴ〉や〈nel craft chocolate tokyo〉もありますよ。
ちなみに両国にある〈シングル オー〉の焙煎所は、「こんなところにあるの?」っていうくらい、地元の人以外なかなか見つけられないであろう場所なのですが、こちらは大通りに面していて分かりやすい!
浜町・清澄白河エリアのおすすめカフェ〈シングルオー 浜町〉店内
〈シングルオー 浜町〉はオフィスビルの1Fにあります。入口はオープンテラスのようになっているので、換気が気になる方も安心なのでは。冬もこのままなのかな?
テーブルがいくつかと、キッチンと向かい合ったカウンターも。バリスタがコーヒーを淹れるところをじっくり見られるカウンター席は楽しいですね。店員さんもみんなフレンドリーで、ちょっと会話するだけでも楽しいはず。
店内は、不要になったものをアップサイクルした素材を使用しているそうです。カウンターで使われている素材は、なんと古着!断面に目を凝らすと「布だ!」って驚くはず。
いちばん好きなポイントは壁面のアート。よーく見るとシングルオーの文字があちこちに隠れていたり、いろんな場所が描かれていて、想像を膨らませて見ると時間を忘れそうになります。
浜町・清澄白河エリアのおすすめカフェ〈シングルオー 浜町〉メニュー
この日は、ランチ後に向かったのでコーヒーのみ。「コーヒーオンタップ」をオーダーし、イートイン用のカップアンドソーサーを受け取ったら、自分で好きなタップからコーヒーを注ぎます。
動画や写真を撮りたい方は、カップを置く前に準備を。コーヒーは秒で出ます。店員さんが一声かけてそう教えてくれたので、ギリギリ注ぐカットを撮れました…!
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3枚目に動画あります
蛇口、と言ってしまうとオシャレ度ゼロですが、タップというとなんだか洗練された感じがしますね。2度目に行った時に飲んだエチオピアが好みの味でした。
もちろんテイクアウトもできますよ!天井から吊るされた紙のカップがおもしろい!
軽食ではバナナブレッドにエスプレッソバターがのったスイーツやホットサンドもあるそうなので、また散歩のついでにおやつ食べに行こうと思います。
おいしいコーヒーと、ちょっとした非日常体験が新鮮だったので、ぜひ行ってみてください~!
浜町・清澄白河エリアのおすすめカフェ〈シングルオー 浜町〉店舗情報
墨田区本所でパーラー江古田監修のパンを
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