「なんでもいいよ」
は、波乱を生むワードだ。特に夫婦関係においては。
「夜ごはん、何にする?」
「なんでもいいよ」
と返ってくると、「こっちが全部提案して決めなきゃいけないのか……」と思うようになってしまったわたし。
もちろん、「なんでもいい」はオールオッケーという優しさに由来するとは分かっていても、決めるということには責任と面倒くささがつきまとう。
家の献立を決めるレベルの話なら、まあいい。
でも、例えば一生に一度しかないであろう買い物の場合はどうか。
「どの雛人形にしようか迷っちゃって」と相談された夫に「なんでもいいよ」と言われたら……。
駅前でベビーカーを片手に電話している女性を見かけた。比較的大きな声で話していたから、まわりにまる聞こえだ。
雛人形を選びに来た奥さんが、決めかねて旦那さんに電話で相談しているようで、その先行きにハラハラ。
「どれでもいいよ」と返ってきたようで、「えー、一緒に悩んでよ~」と笑っていた。その答えで、笑う余裕を持っている人でよかった。
浅草橋は人形の街だ。
昔はこの季節になると、人形の久月がTV-CMを流していたので、あの歌を聴いたことのある人も多いだろう。
そう、久月。なんでも江戸時代から続いているらしい。
そんな浅草橋の駅前には「コーヒーハウス 久」という喫茶店がある。
喫茶店において、漢字一文字の店名はめずらしいなと思っていたのだけれど、「もしかして『久月』の久…?」と気づいた。
正解は、いつかのタイミングで聞いてみたい。
浅草橋のおすすめ喫茶店〈コーヒーハウス 久〉店舗外観
JR総武線・都営浅草線の浅草橋駅(東口)から信号を渡ってすぐの喫茶店が〈コーヒーハウス 久〉。
駅チカながら、高架下に入口があるのでちょっとわかりにくいのか、穴場な雰囲気。
ですが、この外観の素晴らしさを共有したい!赤いレンガにすずらんのようなランプ。ほんのりアーチがかった窓枠もロマンチック。
2Fの部分の窓には、真っ赤な装飾テントにロゴ入りのデザイン。80年代っぽい「COFFEE HOUSE」の丸文字フォントに、カクカクした漢字の「久」。そして、フリガナまで書かれているのはちょっとめずらしいかも。
浅草橋のおすすめ喫茶店〈コーヒーハウス 久〉店内
浅草橋はオフィスや問屋などが多い街なので、打ち合わせ仕様な喫茶店が多い気がします。ゆったりめの間隔でソファー席だったり。
2Fの席があったかどうか思い出せないのですが、吹き抜けで思ったより天井が高いなぁと感じた記憶が。
浅草橋のおすすめ喫茶店〈コーヒーハウス 久〉メニュー
コーヒーハウス久、思った以上にメニューが充実していました!コーヒー以外も豊富で、アイスグリーンティーにチョコレートドリンク、フルーツティーにオレンジティー。
フルーツジュースがコーヒーより高いところからすると、もしかしたら生ジュースなのかも?ケーキもあんみつもあるし、ナポリタンやサンドイッチなどランチも充実していそう。
今日は夕方だったので、ウィンナーコーヒーを。
生クリームたっぷりで、1日の疲れが癒されました。
近くにはチェーン店のカフェもいくつかあるけれど、ゆっくり過ごしたいときはここがいいかも。
浅草橋のおすすめ喫茶店〈コーヒーハウス 久〉店舗情報
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