また好きな本屋さんが増えました。
旅先で本屋を探すようになったのはこの1年くらいのことで、あちこちへ行けば行くほどそれぞれの本屋さんに魅力を感じています。
なにをどう置くかで同じ本でも見え方が変わり、手に取る本も変わるのが不思議で。ああもう、無限に読みたい本が増えています……!
山梨県北杜市にある「のほほんBOOKS& COFFEE」は森の中の山小屋のような雰囲気。
カフェが併設されていて、窓から緑を眺められるのが最高!この街にすみたい。
信州の葡萄ジュースとりんごジュースを。
「読書がすすむプリン」も食べたかったな……!
山にまつわる本から食や暮らしの本も多く、好きな作家さんの本をいくつも見つけられたのも嬉しかったです。
本棚の並びもおもしろいジャンル分け!お店にいた時はあまりに全部が魅力的で頭に入ってこなかったけど、「笑う」「惑う」など、動詞で分けられてるんですね。
今でこそ本は大好きなのですが、わたしはもともといわゆる「読書家」ではないので、通常の本屋さんでのジャンル分けを見てもいまいちピンとこなくて。
なので、のほほんさんのような棚だと「いま自分が本を通じてどうなりたいのか」で本選びができるんですね。これは普段あんまり本を読まない人にもうれしい設計。
そんな「のほほん」さんにエッセイ集を置いていただけることになりました!(急な番宣感)
おそるおそるZINEをお渡ししたところ、「白米にあう本を探してたんですよ!いいですねこれ!」と今まで聞いたことのないフレーズをいただきました。
そう、のほほんさんでは「白米にあう」本コーナーがあって。確か平松洋子さんの本もあったような。なんかこのフレーズが気に入りすぎて、東京に帰ってからも「あの本、大丈夫かな。白米にあってるかな」って考えてます。
店主の渡辺さんはコピーライターとのことで、サイトを拝見すると皆が知ってるあれやこれやの作品が並んでいてびっくり!
そういった意味でも、一味違った本屋さんで、ぜひぜひ訪れていただきたいなと思いました。
追伸:インスタに投稿しようと思って告知文を書きはじめたのですが、ついつい紹介したくて長くなったのでブログで。この辺の旅日記もいつか書きますね。
『いつかなくなる まちの風景』
「たとえ記憶がどんなに朧げでも、温もりは残るのだ。」
浅草出身の街歩きエッセイストによる東京・下町の愛おしい老舗を巡るノスタルジックな随筆集。
価格:1540円(税込) B6判/ 154P(巻頭カラー4P)