「渋谷の喫茶店なら、ウィリアムモリスかマメヒコはどうでしょう?」
大の喫茶店好きにオススメを聞いたら、こんな答えが返ってきた。
ウィリアムモリスって、あの美しいデザインで有名なウィリアムモリス?
ググっても情報がほとんど出て来ず、雰囲気を確かめる術もなく行くことに。
渋谷でゆったりと休憩できる喫茶店「ウィリアムモリス」で静かな時間を過ごす
渋谷駅から青山方面に歩くこと10分ほど。持ち前の方向音痴のせいで遠回りして着いた喫茶店は、渋谷とは思えないほど穏やかな場所だった。
ビルの2階にあるこの喫茶店へは、エレベーターまたは奥の階段から行ける。
エレベーターを待つ間、ふと右手の方を見たら、スカイブルーのような螺旋階段!
普段なら階段で登らないけれど、スカイブルーの美しさに階段を上る足取りも軽くなる。
お店のロゴのうつくしさよ!松屋(デパートのほう)のロゴデザインみたい!
ドキドキしながら2階の店内に入ると、細い通路を抜けて、右手がカウンター・左奥が4人席など。
一番奥の窓が見える席ではサラリーマンのおじさまがゆったりと本を読んでいる。
ここは、大人が心を鎮めにやってくる空間。
渋谷の静かな喫茶店「ウィリアムモリス」のメニュー
美しい藍色が目を惹くティーカップとプレートが、北欧のアンティークに似た雰囲気。
オーダーが入るたびにわざわざ泡立てていた、ホイップ付きのチーズケーキは優しい甘さ。
コーヒーはすっきりとした味で美味しい。
カフェオレだったか、ミルクティーだったか忘れてしまった二杯目は、ウィリアムモリスお手製らしきカフェオレボウルに入ってやってきた。
美しいうつわに、いちいち感激していた。
「役に立たないもの、美しいと思わないものを、家に置いてはならない」
これって、自分が「よい暮らし」を心地よくするために必要なこと。
でも、そうすることで、訪ねてくる人をも心地よくできることにつながる。
ウィリアムモリスのカウンターに集う大人たちはみんな常連さんのようだった。
マスターらしきマダムと世間話をして、ちょっとの時間を楽しみにやってきている。
渋谷にも、こんな温かな場所があったんだ。
いつも混んでいて、心を落ち着かせることができない場所だと思い込んでいたところにも、実はまだまだ素敵なお店が潜んでいる。
渋谷の静かな喫茶店「ウィリアムモリス」店舗情報
☆街歩きやカルチャー情報、おしらせしています!
じっくりお話ししてみたかった @outobuckscoffee さんと喫茶店トーク。
渋谷駅近くのウィリアムモリス。
おすすめの喫茶店や、喫茶店での過ごし方、
喫茶店好き同士の対談ブログ作ろうなんて話で盛り上がる。ゆるやかに繋がるコミュニティづくり、楽しい♡ pic.twitter.com/mIAAx1RHP3
— チヒロ@かもめと街 (@kamometomachi) 2018年1月31日