お店を出ようとしたところ、車椅子のおじいさんがお店の前で店員さんを呼んでいた。
「いつものあのお味噌ちょうだい」と。
駆け寄る若い女性の店員さんが、おじいさんのそばに御用聞きをしに行く。
その慣れた対応から、よく来るお客さんなんだろうなと察した。
わたしがお店にいたときも、「年金が入った日に買いに来るから、いつ入荷するか教えて」と、お気に入りの商品の入荷日を聞きに来た地元のおばあさんがいた。
地元の人がわざわざ買いに来るお味噌屋さん。
コンビニやスーパーで気軽に買うのではなく、わざわざお味噌屋さんで買うというのがすごくいいなぁと思った。
自分の暮らしになくてはならぬ味をしっかり守っているようで。
亀戸駅の老舗味噌屋「佐野みそ亀戸本店」の店舗外観
亀戸駅から約5分程度、古くから続く老舗のお味噌屋さん「佐野みそ亀戸本店」へ行ってきました。
現在こちらでは約70種類のお味噌が販売されており、奥にはお味噌汁と焼きおにぎりのセットなどがいただけるカフェスペースもあります。
ちなみに、亀戸駅ビルのアトレの地下にも佐野みそ店が入っていますが、せっかく亀戸まで来たのなら、ぜひ雰囲気の素敵な本店へどうぞ!
亀戸駅の老舗味噌屋「佐野みそ亀戸本店」の店内
入り口を入ると、お味噌がずらり。それぞれの詳しい説明と、どんな食材と合うお味噌なのかがそれぞれに丁寧に書かれています。
という人も安心!
佐野みそ店には、「噌ムリエ」という味噌の知識を深めたスタッフさんが対応してくれます。
相談すると、丁寧に教えてくれて試食しながら味の好みを探ってくれますよ!
今回は2種類買ってみたかったので、まず甘めなお味噌を選んで、その後に塩分が強めなお味噌のお勧めを選んでいただき、合わせ味噌としてもちょうどいいバランスのものをいただきました。
お味噌をしゃもじで掬ってビニールに詰めてくれます。
値段表記も300g・500g・1kgなので、お試しに300gを何種類か購入するのも良いですね。
購入の際に、お味噌の名前のメモをつけてくれるのが親切で良いなと思ったサービス。
今回購入したのは「手前みそ」と「江戸前みそ」の2種類。
このメモのおかげで、お味噌汁を作るときの具にも困りません!
家に帰ってきて早速「茅乃舎」のお出汁と合わせたところ、高級旅館の朝食のお味噌汁のような、至福の一品に・・・!
亀戸駅の老舗味噌屋「佐野みそ亀戸本店」のその他の販売商品
店員さんにお聞きしたところ、現在お味噌の種類は約70種類。
お味噌の他にも、ぬか漬けや梅干しなど、日常に欠かせないご飯のおとも「おかず味噌」や、ちょっとぜいたくな一品なども。どれも欲しくて目移りしてしまいそうなくらい、商品の種類が豊富でした!
味噌パンや、味噌入りのカラメルのプリンが気になったものの、次回に。
そうそう、店舗では毎月1・15日に「みその市」と称してセールを行なっているようですよ!
楽天市場でも、こだわりのお味噌が買えるので、ぜひのぞいてみてくださいね。
亀戸駅の老舗味噌屋「佐野みそ亀戸本店」おすすめポイント
- 約70種類の豊富な種類のお味噌が選べる
- 味噌を知り尽くした店員さんに相談できる
- 具沢山のお味噌汁ランチもできる
ぜひ至福の一品を探しに行ってみてはいかがでしょうか。
亀戸駅の老舗味噌屋「佐野みそ亀戸本店」の店舗情報
亀戸駅近くのロッキングチェアーがある喫茶店で休憩を。
亀戸駅のおすすめ喫茶店「侍」でロッキングチェアに揺られながら水出しコーヒーを。
Twitterで #かもめと街の東京案内 しています!
JR総武線亀戸駅近くの「侍」へ。
ロッキングチェアに揺られながら水出しコーヒーが飲めるお店。
作業しにきたのに、いつまでも揺られて寝そうになる… pic.twitter.com/oIE85cGjwI
— チヒロ@かもめと街 (@kamometomachi) 2018年4月13日