その街が好きでたまらない人と繋がると、初めはよそよそしかった街が立体的に浮かび上がってくる。
わたしにとって根津は、そんな街。
ひょんなことから根津で生活する人たちとつながって、街を知るたびにどんどん好きになる。
狭い路地には、背の低い木造住宅が広がり、かと思えば街に溶け込むようにデザインされたモダンなお店があったりもする。
根津に暮らす人は根津をとても愛しているそうで、街づくりにはとても敏感なんだそうだ。
だからこそ大切な景色が守られているし、その空気感は訪れた人にも伝わって、街を愛する人を増やし続けている。
根津でうどんを。蔵づくりのモダンな店内で愉しむ「釜竹」でランチを。
「ここの店フォトジェニックっす!」と、根津でイベント&コワーキングスペース「block」を運営する「日本一ハードルの低いスズキ、」さんに誘われて、友人と3人でランチしに行きました。
根津のランチではとても人気なお店のようで、開店時間に行かないとかなり並ぶことになるんだとか。
今回は開店時間11:30に待ち合わせて行ってきました。
待ち合わせの人数が揃わないと入れないので、ご注意くださいね。
根津でおすすめのランチを。「釜竹」店舗外観
根津駅を出て、有名な串揚げ屋さん「はん亭」の脇道を入り、そのまた奥の道をしばらく進みます。
角に見えてくるのがこちらの立派な蔵!
めちゃくちゃかっこいいですね・・・!
なんでもこの石蔵は、明治43年に作られたものを移築・改装したものなんだそう。建築家・隈研吾さんの手で今の姿に生まれ変わったそうです。
根津でおすすめのランチを。「釜竹」店内
中へ入ってみると、中庭の緑が見える、広いテーブル席がずらり。
テーブル席の右手側に、石蔵の中で食べられる掘りごたつ席が用意されています。早めに行けばこちらに案内してもらえますよ!
今回は開店時間に行ったので、蔵づくりの中で食べられました。
レンガ作りの石蔵の中は、上品で落ち着いた雰囲気。石蔵の中の席もいいけれど、緑の見えるカウンター席もすごく良さそう・・・!
おかげさまでゆったりとした時間が過ごせました。
ペンダントランプもすごく素敵なので、上を見上げてみてくださいね。
根津でおすすめのランチを。「釜竹」メニュー
うどんのメニューは2種類のみ。
釜揚げうどん、またはざるうどんのみです。
太麺か細麺が選べるそうなのですが、太麺が主流のようで、細麺はタイミングによっては茹でるのに時間がかかるそう。
10分ほど待って、ざるうどんが出てきました!
見るからにつやっつやでコシのある、もっちりとした麺!
ねぎとしょうが、揚げ玉がたっぷりと提供されるのもうれしいポイント。
ざるうどんだけで満足できるかな?と思って、ついつい天ぷらを頼んでしまうわたしですが、「釜竹」のうどんは、もうこれだけで充分美味しいです。
毎日食べたいレベルで本当に美味しい。
日本酒やおつまみのメニューも豊富で、夜もきっと雰囲気がいいんだろうなと思いました!
ぜひ、根津でおいしいうどんを食べに来てはいかがでしょうか。
根津でおすすめのランチを。「釜竹」店舗情報
次に読むなら、根津の街案内を
根津散歩ツアーで街の魅力にふれて「これからの街づくり」を考える