きちんと切り揃えられたサンドイッチは、小ぶりなサイズで食べやすい。
大きく口を開かなくてもパクッと食べられる大きさは、女性も気軽に食べやすいからという配慮からなんだろうか。または、忙しいサラリーマンがつかの間の休憩に訪れたときも、すぐに食べられるからなんだろうか。
どちらにせよ、お客さまを大切にしているという心づかいが伝わってくるようだ。
あつあつの玉子焼きがサンドされたスペシャルサンドは、たくさんの具が入っているにもかかわらず、美しく切りそろえられていて、食べるのがもったいなくなる。
お昼には行列ができるという、有楽町駅すぐのビルの地下で出会った、きちんと作られたサンドイッチ。
今日は有楽町駅近くにある「はまの屋パーラー」をご紹介します。
有楽町のおすすめランチ「はまの屋パーラー」店舗外観
JR有楽町駅を出てすぐ、新有楽町ビルの地下の奥にある「はまの屋パーラー」。
なんでも、45年続いた前の店主さんのお店のサンドイッチやメニューなどを引き継いで、再オープンしたお店なんだそう。
そんな背景があるからなのか、4人の店員さんのチームワークの良さというか、醸し出す空気がとても心地よかったんですよね。丁寧で、無駄のないテンポの良さ。こんなお店で働いてみたい。
有楽町のおすすめランチ「はまの屋パーラー」店内
落ち着いた朱赤のソファは、背もたれが低めで圧迫感がない印象。
ところどころにあるレトロなアイテムが気になります。お客様チケット、かわいいですね。レコードが飾られていて、棚にもレコードがいっぱい!この店の奥深さに興味が湧きました。
店内はすべてテーブル席でゆったりと座れるシート。12テーブルあって、回転は早い方かな?と感じました。
この日は土曜日11:30に向かったのですが、すぐに入れました。12時前にはいっぱいになって並びだしたので、ぜひ早めにどうぞ。モーニングもやっているそうですよ!
有楽町のおすすめランチ「はまの屋パーラー」メニュー
今回は、大好きなエッセイスト平松洋子さんがおすすめしていた「スペシャルサンドイッチ」とアイスコーヒーを。
ぶあつい玉子とハム・レタス・トマト・きゅうりがつまったサンド。美味しすぎて食べ終わりたくなかったです。
平松さんのエッセイによれば、具の重ね順は、野菜の水分がパンにしみないようになっているそう。
甘くてあつあつの玉子とたくさんの野菜が入っているのに、この美しい断面さすがですよね・・・ちなみにふつうのサンドイッチはミックスを注文することもできるので、そちらも試してみたいな!
有楽町でランチを食べるなら、「はまの屋パーラー」の品のいいサンドイッチのことを思い出してくださいね。
有楽町のおすすめランチ「はまの屋パーラー」店舗情報
はしごしたい、銀座の老舗喫茶店「トリコロール」
おいしいサンドイッチを食べた後は、銀座をのんびりとお散歩。歩き疲れたら、回転ドアのあるレトロな喫茶店「トリコロール」でふわふわの泡のカフェオレをどうぞ。
貴族のような休日の朝を。銀座の老舗喫茶店「トリコロール」へ。