「暑ければ、あんみつ食べればいいじゃない」
と、なんとか暑さをポジティブ変換して乗り切った今年の夏。東京で一番古いとされる甘味処・人形町〈初音〉で白玉クリームあんみつを食したのをきっかけにハマってしまいました。
今日ご紹介するのは、週1で通う本屋・両国YATOで教えてもらった、手作りのあんみつ屋さんです。
東京でクリームあんみつの旅 vol.1 ー向島〈あんみつの深緑堂〉店舗外観
あんみつ好きならぜひ訪れてほしい店が、東京・向島にあります。近くには老舗の喫茶店〈カド〉も。
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最寄駅は押上駅なのですが、だいたい徒歩15分ほど。隅田川方面を目指して歩きましょう。
東京でクリームあんみつの旅 vol.1 ー向島〈あんみつの深緑堂〉店内
店内はカウンター席が4つほどと、2人がけのテーブルが1,2つくらい。平日の昼に行ったので、お客さんは常連さんとわたしのみ。
東京でクリームあんみつの旅 vol.1 ー向島〈あんみつの深緑堂〉メニュー
〈深緑堂〉のメニューはいたってシンプル。あんみつにところてん、いそべ巻き…そしてかき氷!
〈深緑堂〉さんのあんみつは、なんと全て手作り。寒天の原料である天草(てんぐさ)をブレンドするこだわりよう。
しっかりとした甘さのこしあんも、自分たちでこし器でこしたもの。とろりとした黒蜜は波照間産と西表島産の黒糖を合わせているとのこと。
もちろん白玉はオーダーしてから茹でたもの。やわらかくモチモチの白玉がたまりません…!
なんといっても目玉は、信州産の大きなあんず!あんみつの甘さを和らげるスパイス的な役割を担っています。
追加でオーダーしたバニラアイス(こちらは手作りではないとのこと)を添えれば白玉クリームあんみつの完成です。
小ぶりでやわらかな寒天に、もちもちトロリな白玉。あんみつをちびり、ちびりとかじりながら食べ進めるのが個人的におすすめです。
手間ひまがかかった特別なあんみつ。ぜひ向島散歩へどうぞ。
東京でクリームあんみつの旅 vol.1 ー向島〈あんみつの深緑堂〉店舗情報
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