浅草や蔵前へ遊びにきたとき。お土産ってどんなものを買いますか?雷おこし、人形焼、どら焼き。そんな定番のお土産も浅草らしくて好き。
ですが、あえてお土産っぽくないもの、その土地の人がいつも食べている味を持ち帰るのがわたしは好きです。
こちらの記事では、3月19日より配布開始になった、台東区の広報誌〈台東ときめき散歩 vol.5〉で掲載した、下町のおすすめのお土産品をご紹介します。
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紙面に載せきれなかった情報や店舗の地図のリンクもあるので、Googleマップなどに登録して、おさんぽの参考にしていただけたら嬉しいです。
ということで、浅草育ち、下町在住のわたしがおすすめする、ふだんの下町の味をご紹介します。
浅草エリア
昆布の川ひと 浅草本店
昆布専門店の〈昆布の川ひと〉。「和だし」のパックは、ふだんの味噌汁を料亭の味にします。手削りのおぼろ昆布はおむすびに巻くのもおすすめ。川ひとさんのおかげで、昆布のおいしさに目覚めました。
「細切り 山椒汐吹き」や「華昆」、ごはんやパスタにちょい足しするのもたまりません…!お店の方もおすすめ上手で、ついつい色々買っちゃいます。
栃木家商店
〈栃木家商店〉は明治20年から続く豆腐屋です。豆腐はここの豆腐をメインに買っています。しっかりとお豆腐の味が楽しめるので。生ゆばも、おぼろ豆腐もおいしいんですよ…!
おやつに「豆乳とおからのドーナツ」を、そしていなり寿司用のお揚げも美味しくて愛用しています。
浅草よ兵衛
子どもの頃、夕方のお買い物に付き合うときは〈浅草よ兵衛〉でお団子を買ってもらうのを楽しみにしていました。名物の〈揚餅〉は、有名人にもファンが多いほど人気の看板商品。
大粒でカリッとした食べごたえがたまりません。生醤油味はやみつきになる味。おやつは甘いものよりしょっぱい派の方に食べてほしい…!
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セキネ
シューマイと肉まんの専門店の〈セキネ〉。赤羽にも店がありますよ。子どもの頃、母が夜ごはんのお惣菜のひとつによく買っていたので、わが家ではシューマイといえば崎陽軒よりもセキネのイメージが強いです。(崎陽軒ももちろん好き)
セキネの特大シューマイ、ひと口では食べられない大きさにかぶりつく喜び…!お肉の旨みと玉ねぎの甘みのバランスがたまらない…!肉まんもさんぽのおやつにおすすめ。
蔵前エリア
浅草でお買い物を楽しんだ後は、ぜひ蔵前まで足をのばしてはいかがでしょうか。雷門からも歩いて10-15分もあれば蔵前エリアのお散歩も楽しめますよ。
菓子屋シノノメ
アンティークや古道具を使ったインテリアも魅力の〈菓子屋シノノメ〉は、焼き菓子がおいしい店。
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「ナッツキャラメリゼ」は香ばしいナッツと甘くてほろ苦いキャラメルがやみつき。コーヒーのお供におすすめです。
これは裏技的なオススメですが、浅草よ兵衛の生醤油揚餅とナッツキャラメリゼを一緒に食べてみたら、最高のハーモニーが生まれました…ハイカロリーだけど、確実に。
菓子屋シノノメの2Fには喫茶室も。こちらの記事でもご紹介していますので、合わせて訪れてくださいね。
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Pâtisserie FOBS
フランス菓子の店〈パティスリーフォブス〉。フランスの郷土菓子をモチーフにしたゴーフレットは、バニラビーンズが香るクリームが特徴。食べるとお砂糖のしゃりしゃり感が楽しいです。
ショーケースに並ぶ美しいケーキも絶品なのでぜひ。
おやつからおかずまで、下町の味を楽しむお散歩を
浅草~蔵前エリアまで、おやつから夕飯のお供になるおかずまで買うと、両手はいつも買い物袋だらけでずっしり。今日はあれを食べよう、これはあの人へ持って行こう、そんな風に考えると、両手の重みもへっちゃらに。
焼き菓子や揚餅など日持ちするものもあれば、生ものは遠くの方のお土産には難しいですが、ぜひ自分へのお土産として食べてほしいものをご紹介させていただきました。
ぜひ紙面と合わせて楽しんでいただければと思います!
↑浅草の名喫茶店〈銀座ブラジル〉の魅力を単独取材しました
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