いいお茶は、瞑想と同じ効果があるかもしれない。
〈水鳥〉という優雅な名前がつけられた緑茶は、ティーカップに口をつけるとふんわりと甘い香りがただよう。
慌ただしく過ごす毎日で、心が荒れていても。
スマホから離れて、目の前のお茶とケーキだけに集中したら、思った以上に穏やかな気持ちになれた。
必要だったのは、こういう時間。
小雨には、紅茶から緑茶まで幅広いメニューが並んでいる。
少しずつ、お茶を愉しむ時間を大事にしよう。
※2022年12月をもって蔵前での営業を終了、今後は金沢へ移転とのこと。
蔵前のおすすめカフェ〈茶室小雨〉店舗外観
蔵前のおすすめカフェが、またひとつ増えました。正確に言えば、休業していたので復活しました、ですが。
アーチの窓枠は、ライトソース系列の目印となりつつありますね。
〈茶室小雨〉があるのは、今年リノベーションされていろんなショップが入るようになったウグイスビル。
まだ廻れていないのですが、お茶屋さんや雑貨屋、ヴィンテージショップがあるようなので、よりお買い物が楽しくなりそう。
今日めでたくプレオープンした〈茶室小雨〉、さっそくのぞいてきました。
蔵前のおすすめカフェ〈茶室小雨〉店内
前の店は大通りから路地に入ったところだったので、隠れ家的な雰囲気でしたが、今回は大通り沿いなので、自然光がライトがわりに。日が落ちる頃の眺めも良さそうです。
ラッパみたいなランプも可愛い。
蔵前のおすすめカフェ〈茶室小雨〉メニュー
茶室小雨は、お茶がメインなため、コーヒーメニューはなし。紅茶から緑茶まで幅広いラインナップです。
今回選んだのは「水鳥」。
マンゴーとベルガモット、ルロ(柑橘系の果物だそう。調べてみたら、オレンジのようで、割るとトマトみたいなビジュアルでした)が香る緑茶。
ふんわりと甘い香りで、「これが緑茶なの?」と驚くメニュー。ホットは800円ですが、ティーカップ3杯ほどの量なので、結構たっぷり。
お茶と合わせたいスイーツはこちら。
水鳥に合うスイーツはどれかな?と迷いすぎて、店員さんにオススメをお聞きしました。
お茶もスイーツも、どんなのか想像つかなくても大丈夫。聞くと丁寧に説明してくれます。食べたいものが決まらなければ、お茶かスイーツを決めて、合う組み合わせをおすすめしてもらうのもよし。
ということで、水鳥とビクトリアケーキを。
ホワイトの茶器にうつわ、さりげなく入ったゴールドの縁取りがエレガントでかわいい。
イギリス発祥のお菓子であるビクトリアケーキは、しっかりと甘めの生地に、厚さ1cmくらいたっぷりのバタークリーム。その上には季節で変わるジャムを。
今の季節はルバーブとベリー(たしか…)のジャムで、冬らしい赤がきいています。濃厚かつ、重たすぎないバタークリームがやみつきに。
それにしても、「水鳥」があまりに美味しくて、忙しない気持ちで疲れ果ててた心が潤いました。緑茶を飲むだけで、こんなに癒されるなんて。
インテリアからBGM、それにスタッフの方の温かさ。すべての居心地がよい〈茶室小雨〉、蔵前さんぽルートに加えてくださいね。
蔵前のおすすめカフェ〈茶室小雨〉店舗情報
住所:東京都台東区蔵前4-14-11ウグイスビル103
営業時間:11:00-18:00 (L.O 17:30)
定休日 月・火 (不定休あり)
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〈茶室小雨〉と同じ、ライトソース系列のカフェ〈菓子屋シノノメ〉で焼き菓子をお土産にどうぞ。