六本木は、苦手な街だった。
華やかな六本木ヒルズがあるかと思えば、駅前は雑多な繁華街だったり、巨大な迷路のようで、いつも用事を済ませたらすぐに帰る場所だった。
要するにいきつけの場所がなかったのだけれど、以前フィンランドで出会った友人が「六本木に北欧料理が食べられるお店があるの。そこに集合ね!」と誘ってくれたのがきっかけで、六本木との距離が縮まった。
それからというもの、六本木でランチをするならここへ行けば間違いないというのがわかり、安心して遊びにこれるようになった。
不思議なもので、落ち着ける場所をひとつ見つけると、見落としていた素敵なお店がパラパラと現れる。
そういうふうに、街との繋がり方がかわっていくのも街歩きの醍醐味のひとつだな。
今日は、北欧のごはんを楽しみに「リラ・ダーナラ」へ。
六本木でおしゃれなランチなら。「リラ・ダーナラ」へ 店舗外観
六本木駅から裏通りへ。六本木ヒルズ方面へ向かうと、右手にこんなかわいらしい看板が見えてきます。
こちらのビルの2階が「リラ・ダーナラ」です。
この日は平日13時過ぎにお邪魔しました。店内はほぼ満席。良いタイミングで待たずに入れました。
リラ・ダーナラ 店内
訪れた日は12月の中旬。店内は北欧のクリスマスの雰囲気が楽しめる、ロマンティックな飾り付けに。
壁からくつしたぶらさがってるの、ちょっとおもしろいですよね。靴下好きならご存知の、スウェーデン発のHappy Socksのものでした。
窓際の明るいエリアと、カウンターやテーブル席のある奥まった席。どちらの雰囲気も素敵なんです。今日はひとりだったので、カウンター席へ。
クリスマスリースの飾り方、ぶら下げる感じなんですね〜。
クリスマスのシーズンも素敵ですけど、ふだんのディスプレイも雰囲気たっぷりなのでご安心を。
ダーナラとは、スウェーデンの美しい田舎の地方の名前なんだそう。冒頭の馬の看板はダーナラ地方の伝統工芸品「ダーラヘスト(ダーナラホース)」をモチーフにしているようです。
六本木でおしゃれなランチなら。リラ・ダーナラ メニュー
リラ・ダーナラのランチメニューは、サラダとパンがお代わりできるバイキングスタイル。お昼に野菜をたっぷり食べられるのはうれしいですね。パンもおいしいんですよ・・・!
今日は、北欧ならではのミートボールをチョイス。IKEAで食べたことのある方ならご存知だと思いますが、リンゴンベリーのジャム付きです。
こっくりとしたクリーミーなミートボールと合わせて食べると、酸味と甘酸っぱさがお互いを引き立ててくれておいしいんだ・・・!
付け合わせのマッシュポテトのボリュームがすごい。ちなみに、フィンランドで注文した時は、マッシュポテトがどんぶりに入って登場しましたよ。ポテト好きのわたしでも、さすがにしんどかったな・・・
ということで、マッシュポテトで結構お腹いっぱいになるので、パン食べすぎ注意。
でもね、きっとミートボールもポテトも美味しくて、あっという間にペロッといけちゃうはずです。
六本木でランチするときには、ぜひ。
リラ・ダーナラ 店舗情報
六本木に来たなら、一風変わった本屋「文喫」へどうぞ。
リアルな本屋に感じる、無限の可能性。入場料のある本屋「文喫」オープン!