お酒を飲まない人が、夜フラッと行ける場所があったらいいのに。
飲める人が羨ましいな、と何千回思ったか知れない。同時に飲めなくてよかったと思うこともたくさんあったけど。
旅行もライブにも行けない。ちょっと遠出も憚られる。お酒があんまり飲めないから、バーは恐れ多くて行けない。八方塞がりで、ふつうに暮らすことさえ息苦しくなる。
そんな風に思っていたら、あの〈from afar〉が週末だけ夜の営業を始めた。
コーヒーやお茶、どれもフォルムが美しい珠玉のスイーツ。それに加えて、夜だけ登場するカクテル。
「さよなら夏バテ」と銘打つカクテルは、アイスティーをベースにし、蜂蜜とライチリキュールを合わせる。ライチのエキゾチックな香りが、初めて台湾へ行ったときのことを思い出させてくれた。
日本からの旅行客だとわかると、見知らぬ家族が、手に余るほどのライチをおすそ分けしてくれたこと。その温かさに胸がいっぱいになった6月のある日のこと。
前に前に進もうとして、なんだか弱音も吐けなくなってヘロヘロな夜。
裏通りをほんのり照らす〈from afar〉のおかげで、帰り道はふわふわと頭も足取りも軽くなった。(ほろ酔い)
蔵前のおすすめカフェ〈from afar〉で過ごす週末の夜 店舗外観
〈from afar〉の雰囲気、きっと夜も素敵だろうなと思っていたんですよ。ああ、たまらない…!
土日の営業時間は、11:00から21:30まで。夜ごはんの後にフラッと行けるのが嬉しいですね。 (ラストオーダーは21:00)。
蔵前のおすすめカフェ〈from afar〉で過ごす週末の夜 店内
〈from afar〉でいちばんのお気に入りの席は、お花屋さん〈ex. イクス〉の目の前。ちなみにイクスは夜の延長営業はやっていません。昼間に買いにこよう。
蔵前のおすすめカフェ〈from afar〉で過ごす週末の夜 メニュー
夜の〈from afar〉には、3種類のカクテルが登場。「さよなら夏バテ」というネーミングが好き。気取ってない感じがいいわ。
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わたしのようにお酒が弱い人も楽しめる、軽めのカクテル。紅茶ベースに蜂蜜で甘さを。ライチの香りがたまらない。グラスも素敵なんです。
季節限定の桃ゼリーがまだ残ってた!甘さ控えめの生クリームでぴったりカバーされた、ごろごろの桃がたっぷり入ったゼリー。これは食べたほうがいいです、ほんとに。
夜ごはんの後にでも、ふらっと行ってみてくださいね。
蔵前のおすすめカフェ〈from afar〉で過ごす週末の夜 店舗情報
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ひとりでほうじ茶ラテとプリンを。蔵前〈from afar フロムアファー 〉で過ごす、格別の時。