ネオ町中華が流行っているらしい。
町中華にある定番のメニューをラインナップしつつ、店の雰囲気は今っぽくお洒落なデザインに。
どこかレトロだけどスタイリッシュで、新しい感じ。お盆を逆さにしたようなシルバーの丸い椅子はどこかチープで、むかし文化屋雑貨店で見たようなキッチュさが。
テーブルやソファの配色など店のインテリアからロゴ、メニュー、ネオンサインに至るまで、足し算と引き算のバランスが素晴らしい。
しぶーい町中華も大好きだけど、こういう古くからあるカルチャーを今っぽくアップデートしたデザインが好き。例えば、ギョーザスタンドウーロンや不純喫茶ドープ、不健康ランドのような。(全部好き)
そういうテイスト、結構増えつつあるのですが、「なんだ、見た目がお洒落なだけか…」みたいに落胆することもしばしば。そこの違いはなんとなく、流行りだから乗っているのではなくて、そのカルチャーへの愛があるかどうかで変わってくる気がする。
ここはきっと後者ではないだろうか。
〈フーフー飯店〉は、人気ラーメン店がプロデュースした中華屋だそうで、「双麺」という、錦糸町や浅草橋、門前仲町にあるラーメン屋の系列とのこと。
そんな魅力的な中華屋が、錦糸町にオープンしてたんですよ!駅の高架下なので、錦糸町駅からもすぐ近く!
錦糸町のおすすめランチ〈フーフー飯店〉店舗外観
錦糸町のおすすめランチスポットがまた増えました。〈フーフー飯店〉は、JR線の高架下にあり、隣は大好きな洋食屋〈レストラン シラツユ〉。
これぞ正統派オムライス。錦糸町の老舗洋食屋〈レストランシラツユ〉へ。
いやー、この外観かっこいい!色味を最小限に抑えて、モルタルのようなグレーがベースカラーでシック。そこに店と店内のネオンサインが光るように。全体的にフラットなデザインがスタイリッシュです。
室外機が3つ並んでるのも計算されてるのかな?なんだか、昔ゲーセンでやってた対戦ゲームの背景にで見たようなノスタルジックさを感じました。好き。
タイガーマスクをポップにしたようなロゴもかわいい!
入る前から興奮が止まりません…!
錦糸町のおすすめランチ〈フーフー飯店〉店内
店内も想像以上にスタイリッシュでした…!中央の長い楕円形カウンターの上を横切るのはドラゴン。よく見ると表情がかわいい。
店の雰囲気は、神田の〈感動ボブン〉に近しいテイストで、アジアの食堂っぽさが感じられます。
配色がノスタルジックで、今流行りの韓国系アイドルが着る衣装のようなカラーリング。これは女子が好きなはず。
タイガーマスクくん(仮)、横顔バージョンもあるんだ!
ステッカーほしいです。
錦糸町のおすすめランチ〈フーフー飯店〉メニュー
〈フーフー飯店〉のランチメニューはこんな感じ!
中華定食からラーメンもいいな、と思いつつ、海老に惹かれてエビチャーハンに決定!
やはり錦糸町という土地柄か、ラーメン屋さんの系列ということもあるのか、セットメニューのボリューム満点…!
餃子セットがあったらいいのにな、と思ったのですが、なかったのでチャーハン単品にしたところ、店員さんから「餃子ハーフサイズできますよ!」と言っていただいたので注文しちゃった。
作るのに時間がかかるようで、ちょうど空いていたタイミングだったので提案してくださったようです…!ありがたい…!
これがもう最高。これぞ町中華のチャーハンといった風貌で、ちょっと塩がきいてガツンとくる味。こんもり盛られたチャーハン山の上には、素揚げしたようなほんのりカリッとした食感のエビが5つ。
角丸8角形のチャーハン皿、縁取りの赤がかすれている感じも年季があっていい感じ。オープンしてそこまで日が経ってないと思うので、あえてこんな感じでプリントしたのかな?
手包み水餃子のフォルムもよい…!
手作り感が感じられる厚めの生地には、やさしいうまみたっぷりのお肉が。チャーハンに比べると、かなりあっさりしているので、いくらでも食べられそう。
自家製海老入りラー油を添えてくださったのですが、これがまた美味しい〜!
食べた後に冷静になってメニューを見たのですが、やっぱりラーメンも美味しそう!
とろとろ鶏そば…!熟成、九条ネギ、と好きなワードが羅列していて「次はこれ!」と確定。
唐揚げも焼き餃子もおいしいだろうな。ひとりでは食べきれなそうだから、家族や友達とシェアしたいな。
錦糸町のおすすめランチ〈フーフー飯店〉店舗情報
錦糸町のおすすめ散歩ルート