銀座から東銀座の方へ抜ける裏通りの角に、いつも気になる看板があった。
地下へ潜る店は緊張する。どんな雰囲気かわからないから。銀座は雨の日でも人が多く、ごった返している。
そんな日に喧騒から離れたくて静かな店を探していた。メニューを見ると、コーヒーは800円くらい。
銀座で気軽に、でも静かに休める場所は少ない。「今日みたいな日は、ちょっとくらい高くてもゆっくりしたいからいいか」と、傘を閉じて階段を降りていった。
コーヒーを銀座で。「珈琲専門店 三十間 銀座本店」店舗外観
こちらのさりげない丸い看板、いつも気になっていました。
ネットで調べてみると「やなか珈琲店」の系列らしいですね。青山にもお店があるようです。
コーヒーを銀座で。「珈琲専門店 三十間 銀座本店」店内
店内は、オレンジの光に包まれた空間。明るすぎず、落ち着いた照明の明るさでゆったりとリラックスした気持ちになれます。
店内のインテリアはウッド調でお部屋のような雰囲気。ひとりで来ている方が多く、静かな空間です。
店内の奥が喫煙席で、手前が禁煙席。分煙なのですが、完全に仕切られているわけではないので、たばこが苦手な方は禁煙席でも手前の方の席がおすすめ。
ちなみにWi-Fiはないので、読書や自分と静かに向き合う時間を過ごしたい人におすすめです。
コーヒーを銀座で。「珈琲専門店 三十間 銀座本店」メニュー
「珈琲専門店 三十間 銀座本店」のメニューは、本日のコーヒーが820円。
「ううむ・・・銀座価格・・・!」と思いましたが、実は2杯分がポットサービスで提供されるんです。カラクリを知って、2杯分ならむしろお得なのでは?と思いました。その分ゆっくり休憩できますしね。
コーヒーをきちんと知ってほしい。そんな姿勢がうかがえる「珈琲専門店 三十間 銀座本店」は、「やなか珈琲店」で焙煎された豆を使っているそうです。
今日選んだのはグァテマラの「サン ホワン ラグーナ」。
甘い香りとソフトな口当たり。酸味の少ないもの。ダークチョコに似た味わいという言葉を読んでこちらに。
コーヒーに明るくない人でも大丈夫!(わたしもです)優しい店員さんに、味の好みを相談してみてくださいね。きっとおすすめを選んでくれますから。
コーヒーに添えられるミルクは、きちんと温められたスチームミルク。
選んだコーヒーの名前や特徴が書かれたミニブックがいただけるのも、嬉しいポイント。
コーヒーに合わせて、チーズケーキもいただきました。こちらはしっとりと軽い口当たりでおいしく、コーヒーとの相性もバッチリでした。
銀座の喧騒を忘れて、静かにコーヒーを飲みながらくつろぐ時間。お店のスタッフさんの優しさにもほっと一息つくことができました。
コーヒーを銀座で。「珈琲専門店 三十間 銀座本店」まとめ
- オレンジのやわらかい照明で落ち着く空間
- 「やなか珈琲店」で焙煎された、新鮮な豆を使ったメニュー
- しっとりとした口当たりのチーズケーキが美味しい
ぜひ銀座でゆったりと休憩したくなった際はどうぞ。
コーヒーを銀座で。「珈琲専門店 三十間 銀座本店」店舗情報
銀座で休憩なら、キッシュがおいしいカフェパウリスタも。
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