〈haluta〉といちじくの話になると、長野の友人は色めき出す。食いしんぼうたちが多いせいか、美味しいものの話になると、口調に熱が入る。
「〈haluta〉のパンがおいしいんだよ」と、聞いたのはいつだったか。夫が長野にいた頃、上田へ遊びに行ったことがあった。今は〈NABO〉という本屋になった店舗は、入口が奥まっていて、ワクワクしながら入ったのを覚えている。
〈haluta〉は北欧ヴィンテージ家具を中心に、洗練された雑貨や服などを長野県で展開。以前は神田にカフェもあった。(現在、マーチエキュート神田万世橋の店舗では家具や雑貨・アパレルなどのみ。)
問屋街一色の馬喰町に、アートやカルチャーの印象をつけたアガタ竹澤ビルには、〈mina perhonen〉が入っている。そんなビルの1階にふさわしく、halutaは家具とギャラリーとカフェの店をオープンした。
今後、食に関するイベントも開催するとのこと。これからの馬喰町がもっと楽しみになっている。
ハルタで北欧ヴィンテージ家具の良さを知る。〈frø(フォイ)〉店舗外観
〈haluta〉のニューショップ〈フォイ〉は、馬喰町駅・小伝馬町駅近くの人気レトロビル・アガタ竹澤ビルにオープンしたばかり。
北欧の洗練されたヴィンテージデザイン家具と、じっくり向き合えるスペースです。店名の「フォイ」とは、デンマーク語で“種”という意味を持つそう。
halutaのこだわり家具がずらり。〈frø(フォイ)〉店内
ハルタの神田店で取り扱っている家具と比べると、色味が明るめで、北欧らしさのあるものを中心にセレクトされているそう。確かに、神田店のほうが落ち着いた色味で渋めな印象。
店舗のオープンについては、もともとこういう店をやろうとしていたところ、急にこのスペースが借りられることになり、オープンすることになったそう。家具やショップの内装計画を手掛けられた方へお話を聞くと、オープン前には1週間のうち、東京から長野県上田市を5,6往復されたとか…!
そんなドタバタを1ミリも感じさせないのは、さすがhalutaさんのセンスだな…と感嘆しました。
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ヴィンテージの北欧家具を探すなら。〈frø(フォイ)〉で、オーガニックコーヒーを片手に。メニュー
デンマークのオーガニックコーヒーVaerk(ベアック)をオーダーできます。(日本での提供はここのみ!2019年7月現在)
わたしはアイスコーヒーをいただいたのですが、フルーティーで飲みやすい!浅煎りときいたので、酸味が強いのかな?と思いましたが、そんなことなかった!これは好きな味だ…!
今後、店内の中央にはオープンキッチンを併設し、デンマークの伝統的なメニュー・ライ麦パンを使ったスモーブロー(オープンサンド)が食べられるようになるとのこと!この辺りはパン屋さんが少ないので嬉しい!
スモーブローに使う予定のライ麦の黒パンは、ちょっと酸味があるのが特徴なんですよね。
コーヒーの酸味はちょっと苦手だけど、パンの酸味はすごく好きなので、とても楽しみです。
今後、食に関するイベントやワークショップなども開催する予定とのこと。もちろん、インテリアや家具の相談もできるので、新居の計画をしている方はぜひ。
ぜひ、素敵なスポットが増えた馬喰町さんぽを楽しんでみてくださいね!