お気に入りをふだんの暮らしに取り入れるだけで、行動が変わります。
東日本橋のギャラリー「組む 東京」で行われた陶芸家・飯高幸作さんのマグカップ。
「もうマグカップたくさんあるし、いらなくない?」
新作だというマグカップを手に取り、内側に広がる小宇宙のような色彩にうっとりしていると、夫からこう言われました。
そのシリーズは、他にもうつわなどで展開していたそうなのですが、個展の最終日にうかがったところ、見かけたのは2つのマグカップのみ。さんざん悩んだ結果、「こんな色はなかなか見かけないから、絶対買ったほうがいい」と説得して我が家へ連れて帰ることに。
翌朝。ガリガリと珈琲豆を引く音が聞こえました。
「いやー、このマグカップ買ってよかったね。」と、夫。
新緑の眩しい、気温もちょうどいい季節。
我が家にあたらしいマグカップが来たおかげで、朝のコーヒータイムが充実するきっかけに。そんな朝時間をもたらしてくれた、飯高幸作さんの個展をレポートします!
作家もののうつわ。陶芸家・飯高幸作さんの個展へ!2019年「組む 東京」の様子
毎年4月頃に、東日本橋のギャラリー「組む 東京」で開催されている、飯高さんの個展。
ふだんから購入できるのは、工房兼カフェのある埼玉県越谷市の「kousha」などですが、遠くてなかなか足が伸ばせず。久しぶりに行きたいなと思っていたら、あっという間に1年が過ぎ、同じギャラリーで再会することができました。
毎年、同じ作家さんの個展へ足を運ぶということがあまりないのですが、作家さんによっては全国津々浦々、いろんなギャラリーで巡回展示されているんですね。
昨年の様子はこちら→陶芸家・飯高幸作さんの個展へ行ってきた!よいうつわは暮らしを愉しく彩る。
さっそく今年の展示の様子をレポートしますね。
陶芸家・飯高幸作さんの新作含む展示
飯高さんの作品を初めて買う人は、たいていこの色を買っていくという、鮮やかな「飯高ブルー」。
我が家も、いつか花器が欲しいねって話しています。(花器を飾るスペースつくらなきゃ…)
大きさも、色合いも様々なのに、どこか統一感があるので、どれとも合わせやすいのが飯高さんのうつわの特徴かなと思っています。
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前回は、お椀とオーバル皿を。今回はマグのみですが、本当に買ってよかった…!
朝ごはんに合わせてみたところ、渋めなカラーがビシッと締めてくれて良い感じに。
軽くて、どんなうつわにも懐深く合ってくれるので、絶大な信頼感を持っています。
在廊していた飯高さんへご挨拶すると、昨年記事を書いたことを覚えててくださって嬉しかったです!「今回も書いてください~」って言われてたのを1か月半経って思い出しました…「あの記事読んで遊びに来てくれた人もいたんですよ」って仰ってくださって。お役に立ててうれしいです!
今年も、全国各地のギャラリーを巡っていくとのこと。現在は、6月30日まで群馬県の三島家具で展示を開催中だそう。
ぜひInstagramで個展情報をチェックしてくださいね。来年も楽しみにしてます!
陶芸家 飯高幸作 kousaku iitaka/Instagram
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