山小屋に惹かれすぎて、ベッドルームを山小屋のようにリノベーションしたほど憧れています。
が、残念ながら山小屋に泊まって登山するほどの体力も気力もなく、徒歩でのみ辿り着けるような山小屋にはきっと一生行けない気がするのですが、それでも味わいたい山小屋の雰囲気。
そんな山小屋が好きな人が作ったであろうテイストの喫茶店が好き。山の名前を店の名前にした喫茶店や、「ロッジ(山小屋の意味)〇〇」という店名もよく見かけますね。
一括りに「喫茶店好き」といえども、ゴージャス系が好きな人もいれば、レトロ可愛い系が好きな人もいる中で、わたしは山小屋テイストな喫茶店が一番落ち着くかも。
壁が板張りで、山小屋にありそうなランタンが灯されていたり。
今回は、都会にいながら山小屋の雰囲気を感じられる喫茶店をまとめて紹介します。
純喫茶で東京をめぐる旅 ー 山小屋テイストな喫茶店編 その1:コーヒーロッジ ダンテ
西荻窪駅すぐの〈コーヒーロッジ ダンテ〉。アーチの窓が愛らしい、老舗の喫茶店です。
長いカウンターテーブルのまわりには、中2階のようなテーブル席が並んでいて、空間づくりがおもしろい店。吹きガラスで作ったような温もりの感じられるランプや、バックカウンターに並ぶカップアンドソーサーからも店主さんの美意識が伝わってきて好き。
関連記事:純喫茶で東京をめぐる旅 vol.6 西荻窪〈コーヒーロッジ ダンテ〉でコーヒーを
※2021年9月追記:こちらの喫茶店は閉業しました※
純喫茶で東京をめぐる旅 ー 山小屋テイストな喫茶店編 その2:喫茶穂高 / 御茶ノ水
わざわざここへ行くために御茶ノ水へ行くこともあるくらい好き。BGMが流れていないため、ナチュラルな静寂の中で心を落ち着かせられます。窓辺からはJR御茶ノ水駅が見えます。
山好きの建築家の方がデザインしたというだけあって、洗練されたインテリアが見どころ。
畦地梅太郎さんの作品をはじめ、山にまつわる絵画も楽しめますよ。
関連記事:御茶ノ水でコーヒーを。「喫茶穂高」なる山小屋で都会の喧騒から離れる。
純喫茶で東京をめぐる旅 ー 山小屋テイストな喫茶店編 その3:ロッジ赤石 / 浅草
店名に「ロッジ」が入っている店はだいたい当たりと言ってもいいかもしれません。
わたしの地元、浅草にある〈ロッジ赤石〉。ぶあついエビサンドは洋食屋さんレベルの美味しさ。
〈ロッジ赤石〉は、ザ・山小屋という雰囲気ではないのですが、赤石岳の写真(たしか…!)が飾られていたり、山小屋にありそうなオイルランタンみたいな灯りがあって、山がお好きな感じが伝わってきます。
関連記事:ロッジ赤石
純喫茶で東京をめぐる旅 ー 山小屋テイストな喫茶店編 その4:八方尾根 / 蔵前
蔵前の路地裏にある〈八方尾根〉。
ログハウスのような佇まいで、中へ入ると天井にはずらりとスキー板が並んでいます。
スキー仲間が要らなくなった板を置きに来るんだとか。リアルに山小屋の雰囲気で、なんだか落ち着く喫茶店です。
以上、他にも思い出したら少しずつまとめます!
さぼうるや、チェーン店の〈コロラド〉あたりも山小屋感を感じますね〜!
来年に向けていきたいリストに加えていただけたら、なによりです!
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