普段使うものを自分のお気に入りで揃える。
どんなに些細なものでも、こだわりを持って選んだものは自分にとって特別なものになる。そうやって少しずつ「好き」を突き詰めていくことで、他の人から見たときに「あの人にしかないスタイル」というものが完成される。
あの人って自分らしいスタイルがあっていいな、どうしたらあんな風になれるんだろう?無意識にそう感じていたら、その人をもっと観察してみる。そうすると、どこに憧れを感じているかがすぐわかる。
すぐは真似できなくても、そう感じることさえできればきっと大丈夫。
わたしの場合、ちょっとした文房具にこだわりのある人に惹かれる。書くことはもともと好きだったけれど、書ければなんでもいいやと思っていた頃から今まで、ずいぶん遠回りをしたように思う。
ハマりやすく飽きっぽいわたしは、半年から1年単位で定番のメモとペンの組み合わせが変わる。
心地よさは人それぞれ違うし、自分ひとりの目線にたってもそのときどきで変わる。
そんな風に、「書く」という至極単純な行為をおもしろがらせてくれるお店が蔵前にある。
今日は文房具好きにとって天国のような場所の「カキモリ」をご紹介します。
カキモリの店舗外観
カキモリは移転して、以前の店舗から少し奥まった場所になりました。
蔵前駅からはちょっと遠くなってしまったけれど、近くに気になる日本酒バーとか、めずらしい植物やさんもオープンしていたので、近くを歩くだけでも楽しいはず。鳥越エリアのカフェ「鳥越T」も近いのでぜひ。
鳥越T(mememeal)で愉しむ、手づくりプリンと世界各国50種類の紅茶
なによりお店が広くなったので、混んでいてもわりとじっくり見られるようになったのが良いポイント。
今の時期は暑くて蔵前散歩する人も少ないようで、土曜日の夕方に行った際はとても空いていました。お店のスタッフの方も「夏は空くので穴場かも」とお話しされていたので、ぜひ!
外にもお水が用意されていて、細やかな配慮がうれしいですね。
カキモリの店内
それでは早速、店内に入ってみましょう。
入るとすぐ右手の棚には、よりすぐりのノートや手帳、草花のシール、ポーチなどなど。
ポストカードも素敵でした!イイダ傘店の傘のテキスタイルのハギレを使ったカードもいいなぁ。封筒の中を覗くと星空が見える、ネットで大人気の「かみの工作所」の作品も売っていました。
カキモリの壁や床はこんなにカラフルで可愛いんです!
展示スペース、今日は特に何も開催されていませんでした。オズマガジンなど、カキモリの掲載誌が置かれていて、ちょっと休憩できるスペースに。
カキモリは物販店にも関わらず、お手洗いがあるのもうれしいところ。この辺り、気軽に入れるコンビニなどもないので安心できますよね。
そうそう、カキモリに立ち寄ったらぜひ手に入れてほしいのが手描きマップ。この辺りのおすすめのお店がずらりと載っていますよ!
友達同士で遠くから旅行がてら来ている人もよく見かけますね。あと海外の方も。
インテリアも素敵なので、ぜひじっくり観察してみるとおもしろいですよ。
カキモリのノート・万年筆・インク・ペン・ガラスペンなど
カキモリへ行くと、必ずペン買っちゃうんですよね。「これ・・・探してた色だ・・・」とか、「こんなに書き心地が良くて滑らかなペンあるんだ!」って感激しちゃって。
ということで、わたしが気になったカキモリのラインナップをご紹介しますね!(実はもう買ってるものも)
カキモリで見つけよう。世界中の魅力的な筆記用具
うっとりする書き心地。うつくしい見た目。そしてリーズナブルなお値段の筆記用具がずらり。
そのうち、わたしの愛用している筆記用具まとめも書きます。製図用のステッドラーのシャーペン・ボールペン・蛍光ペン愛用してます!
カキモリのよりすぐり万年筆やセレクト雑貨
カキモリは万年筆選び放題っていうくらい、バリエーション豊富に紹介しています。
敷居の高い万年筆ですが、それぞれの商品に細かい説明もあるし、ほぼ日手帳で使われている「トモエリバー」という紙のサンプルなどもたくさん用意しているので細かい部分まで吟味して選べるはず。
なにより店員さんが文具愛に溢れていて親切ですから!ご安心を。
カキモリ特製インクも販売しているようで、色のうつくしさにうっとり。(うまく撮れなくてごめんなさい)
近くにあるカキモリのインクスタンドというお店では、オリジナルのインクを作ることもできるそうですよ!
TEZBO(鉄ボー)の真鍮ボールペン、かっこいい・・・!
先日大阪からいらした、デザインものが大好きなブロガーのタケナカナミさんがこのボールペンを即買いしてました。ナミさんの写真めちゃくちゃきれいです!→[Feel like20]オニリンピックに行ったり、美術館に行ったりしてました!
わたしが今使ってるお財布のiroseのペンケースも!かっこいい!
以前カキモリで、イタリア製のガラスペンを購入しました。結婚式でみんなに渡すメッセージカードをガラスペンで書いたことがあって。
書くというそれだけの行為ですが、書く道具までこだわると深く思い出に残るものなんだなと感じました。
カキモリで作れる、自分だけのオーダーノート
カキモリではオリジナルノートを作ることができます。気になるカキモリのノートの値段は、パーツによって変わりますが、スタッフの方にお伺いしたところ、1000円前後からとのこと。
オリジナルノートを製作する所要時間は、わたしが行った土曜日の18:30ごろは空いていたので、オーダーしてから10分程度であっという間に完成しました!
混雑時に行くと時間がかかるので、ぜひ昼間のピークを外してみるのもおすすめです。どうしてもお昼しか行けない!という方は、オーダーした後に鳥越や蔵前散歩を楽しんでくださいね。
オリジナルノートを作ったレポートは、また次回に!
ぜひ、カキモリでお気に入りの文房具を見つけてくださいね。
カキモリへのアクセス・店舗情報
カキモリへは都営浅草線・または都営大江戸線「蔵前駅」またはJR総武線・都営浅草線「浅草橋駅」からがおすすめ。いちばん近いのは都営浅草線蔵前駅ですが、その他もさほど変わらないので、出発地からいちばん楽チンな駅を使うのがオススメです。
カキモリの後は、近くのカフェ「鳥越T(meme meal)」で世界の紅茶とおやつを。
鳥越T(meme meal)で楽しむ世界の紅茶となつかしプリン
知られざる街の魅力をお届けします!
【ブログ更新】
契約農家から直接仕入れた、新鮮な野菜がたっぷりランチが絶品!
なんと野菜ジュースがおかわり自由。リノベーションされた店内も素敵なお店が人形町に!昼下がりに野菜たっぷりのうつくしいランチを。人形町「Union Sand Yard」 https://t.co/gGTXdOAACM pic.twitter.com/f6CdFN0kEF
— チヒロ@かもめと街 (@kamometomachi) 2018年7月12日