「下町の銭湯は、お湯が熱い」
そんな話をよく小耳に挟んでいた。
かくいうわたしは、こう見えて実は江戸っ子。子どもの頃の実家のお風呂はいつも42度だった。
なので、まわりの人よりも風呂温度が高くても耐性がついているから大丈夫・・・のはずだった。
上野駅からほど近い、台東区役所のすぐそばにある「寿湯」。
高層マンションに囲まれて、ちょっとだけ窮屈そうな銭湯は、そんなわたしでも「これはさすがにじっとしていられない」と思うほど高温の湯がある銭湯。
だけど、出た後の爽快感。汗はさっと引いて、足取りもかるくなる。
こりゃ、銭湯にはまる人が多いのも納得。
ということで、今回は上野駅近くの「寿湯」へ。
東京の銭湯おすすめ!「寿湯」店舗外観
JR各線・上野駅から徒歩12分。または東京メトロ銀座線・稲荷町駅から徒歩2分。台東区役所のほど近くにある寿湯。
高層ビルとお寺に囲まれた一角に、趣のある佇まいの銭湯を発見しました。
男性の露天風呂は都内最大級の広さ!上野「寿湯」の設備
男女とも、露天風呂・ボディマッサージ風呂など・サウナがあります。(サウナは入場料460円+200円で入れます)。タオルセットが50円という嬉しい金額設定なので手ぶらでいけますね。
薬湯というお風呂には、毎日日替わりの薬湯が入れるそうで、わたしが入った日はキンモクセイの香りでした。
・・・ただ、この薬湯がとにかく熱い!熱いお風呂に慣れているわたしでも「これは我慢できない」とすぐに出るほど。公式サイトをみてみると、なんと約45度前後なんだとか・・・そりゃ熱いわけだ・・・
他のお風呂はそこまで熱くないのでご安心を。いちばんぬるめなのは露天風呂かな?と感覚ではそう思いました。
サウナはまだちょっと苦手意識が強くて、プラス料金まで払って入りたいかと言われると「また次回にしよう」と思ってしまいました。
ただ、確認しなかったサウナ以外の風呂場や洗い場、脱衣所すべてとても綺麗でした!
上野の近くという好立地のため、人の入れ替わりがけっこう激しかったのですが、それでも見回りの方がきちんと掃除されていて、つねにきれいな状態が保たれていました。これは本当にうれしいポイント!
公式サイトによると、男性の露天風呂は都内の銭湯最大級の広さなんだそう・・・そして、男性は水風呂が2種類・塩サウナまであるそうです・・・!いいな男子・・・!
確かに男性の方が銭湯へ通うイメージありますもんね。女性はスパとか温泉かな。
わたしはといえば、気軽に行ける銭湯の魅力にすっかりトリコになりつつあるので、いろんな都内の銭湯巡りをしようと思っています。
出た後の爽快感は、やみつきになりますねー!サウナもきっとそうかな?
寿湯に行くなら、こんな散歩ルートがおすすめ
最後にせっかくなら、寿湯と一緒にこんなお店を回るのはどうかな?という提案をさせてください!
その1:近くにあるブックカフェ「ROUTE BOOKS」で本を買った後に立ち寄る(徒歩約4分)
「今日はゆっくりと休日を過ごしたい」、そんなあなたにおすすめのルート。上野駅から「ROUTE BOOKS」へ行き、休憩した後に寿湯へ。
観葉植物の販売もしているROUTEBOOKSは緑ゆたかなブックカフェ。東京メトロのCMで石原さとみさんも訪れた、おしゃれなカフェです。本の選書も最高。
上野駅のブックカフェ「ROUTE BOOKS(ルートブックス)」で木々に囲まれた読書時間を。
その2:浅草・合羽橋道具街で買い物をした後、歩いて上野駅へ向かう途中で立ち寄る。(徒歩約10分)
料理好きやうつわにこだわりのある人がうっとりしてしまう、合羽橋道具街。あちこちのお店を回っていると、気づくと足はパンパンに。そんなときは電車に乗る前に、近くの寿湯へ駆け込みましょう。
浅草でお気に入りの食器に出会おう!合羽橋道具街のおすすめ5店舗まとめ
その3:浅草の喫茶店を巡った後、歩いて上野駅へ向かう途中で立ち寄る。(徒歩約15分)
こちらもゆるめのお散歩コース。気になる喫茶店でのんびりした後、さらにこころもからだも癒しに銭湯へ行きましょう。
浅草のおすすめ喫茶店「アンヂェラス」で思い出のアップルパイに出会う。
ほどよくお散歩できて、リラックスできるお散歩ルートかなと思うので、ぜひのんびり散策してみてはいかがでしょうか?
東京の銭湯おすすめ:上野「寿湯」店舗情報
次に読むなら、寿湯からすぐ近くのブックカフェへ。
上野駅のブックカフェ「ROUTE BOOKS(ルートブックス)」で木々に囲まれた読書時間を。