山小屋のような喫茶店が蔵前に。その名も〈八方尾根〉。
長野の八方尾根、個人的に思い入れのある場所なんです。ひとりで山登り(といっても、だいぶ上までロープウェーで登って1時間歩いたくらい)した場所で。
スキー仲間が置いていったという、古いスキー板が店内の天井にずらりと飾られているのが味。窓際の席に座れば、より山小屋にいるかのような雰囲気が味わえる店です。
クレヨンで描いたようなカラフルなメニューも、実家で出されるような甘めのミートソースも、BGMが文化放送なのもなんだか肩の力がするすると抜けるような気がする。
蔵前にはカフェは多いけれど、喫茶店は実は少ないので、貴重な存在です。
蔵前の喫茶店めぐり。〈八方尾根〉でレモネードを。 店舗外観
蔵前で喫茶店へ行くなら〈八方尾根〉へ。最寄駅は大江戸線の蔵前駅ですが、もちろん都営浅草線の蔵前駅からもそう遠くありません。
近くにはフィッシュ&チップスが名物の〈kanejin〉や、〈菓子屋シノノメ〉系列のセレクトショップ〈文月〉があります。
〈八方尾根〉は路地を入り、ログハウスのような佇まいが見えてきたらそこ。
蔵前の喫茶店めぐり。〈八方尾根〉でレモネードを。 店内
山小屋の雰囲気たっぷりな〈八方尾根〉。天井にずらりと並ぶスキー板は、マスターのスキー仲間がいらなくなったスキー板を置いていったもの。捨てるとお金がかかるから置いていくんだよ、とお話しされていましたが、きっと仲間の方々も飾られて喜んでいることでしょう。
パソコンが普及していなかった時代のロゴデザインって味があって惹かれるなー。
そういえばモヤさまにも出てたようで、サインが飾られていましたよ。
蔵前の喫茶店めぐり。〈八方尾根〉でレモネードを。 メニュー
何度かお邪魔しているのですが、夏はレモネードを。土曜のお昼遅めにいった時はミートソースをいただきました。
細麺にたっぷりとオレンジ色の甘いミートソース、懐かしくて実家のお母さんの味がしました。
喫茶店好きな方へ、ぜひ訪れてほしい店です。
蔵前の喫茶店めぐり。〈八方尾根〉でレモネードを。 店舗情報
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