「最近、コーヒー牛乳を飲んだ方、いらっしゃいますか?」
銭湯通いを始めたわたしが、ひとっ風呂浴びた後に手にするのは、いつもコーヒー牛乳。
「はーい!」と元気に手を挙げると、仲間がちらほら。
そんな中、主催者のミルクマイスター®︎の口から衝撃的な事実が告げられました。
「実は、『コーヒー牛乳』って、今はもう存在しないんですよ。」
どよめく会場。わたしも、「ついこの間、銭湯行ったときに飲んだけど、一体どういうこと?」心の中でつぶやきました。
その答えは後ほど。
今回は、2019年6月1日〈世界牛乳の日〉に京橋・Kitchen Studio SUIBAで行われた、ミルクを愛する“ミルクマイスター®︎”が主催するイベントレポートをお送りいたします!
〈ミルクトラベリング サーカス ケビンミルク〉とは
〈ミルクトラベリング サーカス ケビンミルク〉とは、日本全国300種類以上の牛乳を飲んできた、ミルクマイスター®︎・高砂航さんによる、ミルクへの愛がほとばしるイベントです。
ちょっと長めのイベント名は、以前高砂さんが運営されていたミルク雑貨店の店名に由来するもの。
〈日本のカワイイ牛乳パッケージ〉の展示を始め、こだわりのプレミアムバナナミルクの提供など、牛乳を視覚的にも、味覚的にも楽しめるコンテンツが盛りだくさん!
東京産のバナナミルクはとろりとなめらか&フォトジェニック
今回のイベントの目玉は、東京産の牛乳を使ったバナナミルクの提供!
その土地ならではの牛乳を味わってほしい、という思いから、イベントを開催する地域の牛乳を選んでいるそうです。甘みと旨みの濃い東京産の牛乳と、エクアドル産の高地にある田辺農園の高級バナナを合わせ、自然な甘みを楽しめるこだわりの一品。
グラフィックデザイナーである高砂さんのポップなデザインがドリンクに華を添えています。
こだわりは、そのイベント会場の場所で作られたミルクを使うことなんだそう。今後各地を回る予定とのことなので、それぞれの味の違いも楽しめそうですね。
牛になれちゃう記念写真!かわいいフォトブースも
本イベントの主催者である高砂さんは、実はグラフィックデザイナー。特に力を入れたというフォトブースは、牛の顔はめパネルや、海外のスーパーマーケットをモチーフにしたデザインが華を添えていました。
会場には、幅広いお客さんがいらっしゃり、親子で遊びに来られている方も。来場者のみなさんが楽しそうに記念撮影しているのが印象的でした。
かわいい赤ちゃんをつれたママもご来場されていましたよ。
ミルクを「デザイン」の観点から楽しむコーナーも
日本のカワイイ牛乳
こちらは牛乳をデザインという視点で楽しむ展示。日本の牛乳を300種類以上制覇してきたという、ミルクマイスター®︎のパッケージコレクションの一部が陳列されています。
みんな大好きチチヤスのチー坊。チチヤスヨーグルトしか知らなかったけど、牛乳もあるんですね。
日本では、およそ2000種類以上もの牛乳が存在しているそう!知らないパッケージを見つけに行く旅も、きっと楽しいですよね。
個人的に、旅先のスーパーへ立ち寄るのが好きなのですが、牛乳コーナーをじっくり見たことはなかったかも。日本でも、地域によって幅広い違いがあるんですね。
マイポエムで牛乳パッケージを作ろう
こちらは言葉遊びを楽しみつつ、自分だけの牛乳パッケージが作れるコーナー。
楽しそうに言葉を吟味するお客さんに、自信作を見せていただきました!
「心から 待っていた サンクチュアリ」、魂が清らかになりそうな牛乳・・・!
こちらは、なんだかこのまま採用されそうなネーミング!情景が頭に浮かびますね。
乳搾りゲームでは、優勝者にハーゲンダッツをプレゼント!
Nintendo Switchの乳搾りゲームのトーナメント戦も開催!優勝者にはハーゲンダッツが進呈されるとのことで、真剣です。
ミルクマイスター®︎が語る、ミルクのあれこれ
会場では、ミルクマイスター®︎と、同級生のミルクエージェントによるミルク雑学トークも。
冒頭での質問、「最近、コーヒー牛乳を飲んだ方、いらっしゃいますか?」について。
「実は、『コーヒー牛乳』という商品は存在しません!」
「コーヒー牛乳」と思っていた商品のパッケージを見ると、たしかに「コーヒー牛乳」とは書いてなく、実はどれも「コーヒー」と書いてあるのみ…。
以前は「コーヒー牛乳」という商品名は存在したものの、2001年の法改正から、牛乳以外のものは「牛乳」という商品名が使用不可に。そのため、今まで「コーヒー牛乳」という商品名を謳っていたものは「コーヒー」などと表記を変更せざるをえなくなったのだそう。トークタイトル通り、ちょっと自慢したくなるミルク雑学!
また、牛乳の紙パッケージに至るまでの歴史について、ゆるいイラスト付きで解説も。
ポップで軽快に語られる牛乳のあれこれ。ついつい聞き入ってしまいました。
ミルクエージェントからは、「その国の日常を感じてほしい」ということで、海外のスーパーに陳列されている牛乳の写真を紹介。(Instagramで見られます) 特にアジアの牛乳の魅力を伝えたいのだそう。
常温で売られている牛乳や、加糖して売られているミルキーみたいな味の牛乳の話など、牛乳への興味がどんどん湧いていきます。
彼らのミルク愛あふれるトークに、ついつい引き込まれてしまいました。満員のお客さんも皆さん楽しそうに耳を傾けていましたよ。
ミルクが好きになるフリーマガジンや、ポップなミルクグッズも!
会場では、ミルクをモチーフにしたグッズがたくさん!どれもポップで可愛くて、しばらくの間取材を忘れて本気で買い物しました…(ごめんなさい)
本気で全部買い占めたかったのですが、わたしが選んだのはこちら!
左から、牛乳パック型のポチ袋に、ステッカー、卓上カレンダー。カレンダーが可愛すぎて、早く使いたい!
お土産には、牛乳の歴史マンガを収録したフリーマガジンも配布していました。
ミルクの魅力を楽しみつつ、いつの間にかミルクの虜になってしまうのは、グラフィックデザイナーである高砂さんの愛と技が詰まっているから。
そこかしこから伝わる、ミルクマイスター®︎のミルク愛に圧倒された、とっても素敵なイベントでした!今後の展開が非常に楽しみです!
ミルクマイスター®︎高砂航さんのプロフィール
このイベントを手がけているのは、山形県出身のグラフィックデザイナー・高砂航さん。
様々なグラフィックデザインを手がける高砂さんですが、ミルクへの愛が深すぎて、2010年にはミルクの魅力を伝えるショップを江古田にオープン(現在はクローズとのこと)、2014年から現在まで、〈MILK NEWS〉にてミルクの楽しみ方を発信しています。
そのミルクへの愛は、「幼少のころから牛乳を1日1リットル飲み家計を圧迫させる。」(引用:MILK NEWS )というところからも伝わってきますね。
今後のイベント開催は、東京をはじめ、大阪、名古屋、福岡などでの巡回を予定しているとのこと!
ぜひ〈 MILK NEWS 〉やツイッターをチェックしてくださいね。
〈ミルクトラベリング サーカス ケビンミルク〉
オフィシャルサイト:MILK NEWS
Instagram:milk meister /milk circus KEVIN MILLCU
Twitter:ミルクマイスター®
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