念のために持っていたいものは、できるだけ減らしたい。
身も心もかろやかに行動するために必要なのは、軽さ。
「出かけたときに困ったらイヤだな・・・」そう思うわたしは、いつも大きめカバンにいろんなモノを詰め込みます。
たしかに、困ったときのために備えるモノを準備しておくことは大事。
けれど、その荷物の重さで、持ち歩く自分が疲れてしまっては意味がありません。
わたしは持病のリウマチで手や指に力を入れることが難しくなってしまいました。もともと握力もたいしてなかったので、そんなに変わらないといえば変わらないのですが。
そんな理由もあって、普段使うものへのこだわりは強くなる一方。
デザインは妥協したくない。でも、利便性はもっと妥協したくない。
2つの要素のほどよいバランスを持つ折りたたみ傘に、ようやく出会いました。
モンベルの傘は、折りたたみ傘の最高峰。
まるで持っていないかのような軽さ。
その軽さは、なんと86g。
店頭で試しに持ってみたとき「うわ、軽いっ!」って小声で歓喜したほど。
iPhone7が138gなので、携帯よりはるかに軽いですね。
畳んだときの大きさは26cmと、これまた小ぶりなのですが、iPhone7と比較するとこんな感じ。
なぜこんなに軽いかというと、「バリスティック エアライト」という軽くて薄い素材を使っているから。強度と軽量性を兼ね揃えた素材なんだそう。
素材には「ポルカテックス」という、世界最高レベルの撥水加工を施しているとのことで、薄くても水のはじき具合もいい感じ。
しゃりしゃりしたナイロンの素材。アウトドアブランドのこういう機能素材、大好きなんです。
モンベルの折りたたみ傘は軽いだけでなく、操作性抜群
わたしが折りたたみ傘に求めるポイントは「軽さ・デザイン性・操作性」。
以前使っていたのはマリメッコの傘だったのですが、デザインはかわいいものの、自動開閉式だったので大きくて重たかったんです。たしか350gくらい。
調べたところ、自動開閉式の重さの平均は350gくらいのようなので、特別重たいわけではないんですけどね。
こちらは生地が薄手なのもあり、コンパクトでささっと畳めて付属の袋にもシュッと入れられます。
折りたたみ傘って、開けるのはボタン1つでカンタンに開く機能性の高いものはたくさんあるけれど、閉じるときに配慮した商品はあまりない気がします。
傘を開けるときにラクチンな折りたたみ傘は数あれど、楽に閉じられる傘ってなかなかないんですよね。こちらは開閉ボタンも優しい押し心地で、さっと閉じることができました。
駅やお店に入るときって出入り口でモタモタできないじゃないですか。
モンベルの折りたたみ傘はすべて手動式ですが、柄を伸ばしてボタンを押して開くときも、閉じるときもシュッと簡単に操作できました!
ああ、これで雨の日のストレスがひとつ減りました!
使う人のことについて考え抜かれた商品に出会えると、幸せ。
モンベルの折りたたみ傘は全7種類
今回わたしが購入したのは、シリーズの中で最軽量の「トラベルアンブレラ」。
他の種類との比較表はこちら。
155cmの小柄なわたしが使ってみたところ、意外とすっぽり雨から守ってくれました。
傘の柄を握りながら持ち続けるというのも、実はけっこう手首に負担がかかるのですが、持っているのを忘れるくらいの軽さ。
ただし、やはり小さめので雨風が強い日は濡れがち。リュックを背負うと、後部はちょっと濡れやすいかな、という印象です。
後部の濡れが気になる人は、ロングテイルトレッキングアンブレラがおすすめ。前側と後ろ側で長さが異なり、後ろ側はカーブして丸くなっているので、盲点になりがちな後ろを守ってくれるのがポイント。
モンベルの傘は、旅行・アウトドアや登山にもぴったりの軽量傘
今回、久しぶりの一人旅の準備をする中で、いかに荷物を軽くして負担を減らすかを第一に考えていました。持っていくものを減らすという選択肢はもちろんだけれど、持って行った方が安心なものをどうチョイスするか。
正直に言えば、傘の本体に「mont-bell」ってロゴが入ってない方が好みではあるですが(笑)。
もっとさりげない感じでロゴが入っている方が好きかな・・・!でも、素材感が好きなので良し!
軽さ・操作性・デザイン性の三方よし。
ここ1年くらい、ずっとベストな折りたたみ傘を探していたのですが、モンベルの傘に出会えたことで一安心。
これから梅雨の季節。持っていないかのような軽さの、モンベルの折りたたみ傘、とってもおすすめですよ!
2018年に買ってよかったもの!