「朝ごはん、やっています」
朝の銀座は人の気配も少なく爽やかな空気。そんな中、もくもくと湯気を立てるお店があります。
4月初旬にオープンしたばかりの「無印良品 銀座店」。
無印良品のアートディレクションをはじめ、外部のアドバイザーとしても活躍する原研哉さんのツイートで、この湯気のことを知りました。
その後、原さんのトークイベントでお話を聞いたところ、「銀座には朝ごはんが食べられるところが少ない。<ここで朝ごはんやっていますよ>というのを、湯気で表現した」とのこと。
「おいしそうな食べもの」を想起させるために、「湯気」という視覚に訴えるのっておもしろいなぁ。
いや、温泉街で温泉まんじゅうの湯気につられてついつい足が止まったり、冬に石焼いものフワリとした湯気につられているはずなのだけど。
都会で湯気を見ることって、今じゃほとんどない。ましてや銀座で湯気出てたら「火事か?」って思っちゃう。
無機質なビルに囲まれているからこそ、湯気に心が温もる。
そういう、いつのまにか忘れてた些細なことが、大きなデザインにつながって。共通認識っておもしろいな、って久しぶりに感じました。
ま、あの湯気は「ほんとの湯気っぽい何か」なのだけど。
無印良品銀座のパンが食べられる、モーニング。店舗外観
無印良品の銀座店がオープンして、早2週間。こんなにワクワクする施設、久しぶりで、すでに4回訪れています。
今日はモーニングへ行ってきました。
無印銀座店は、Apple Storeや松屋銀座からもほど近く。銀座駅からも、有楽町駅からも近く、利便性の良い立地です。
お店の入り口は、デザイナー原研哉さんが仰っていた「湯気」を目印にどうぞ。MUJI Dinerは無印良品銀座店の地下1階にありますよ。
無印良品銀座・モーニングの営業時間
銀座無印のモーニングは7時30分から11時まで。無印良品銀座店としての営業時間は10時〜21時ですが、1階のパン屋と地下「MUJI Diner」のみ7:30の開店です。
無印良品銀座店の施設全体の営業は10時開店(21時閉店)なので、それまでは他のフロアは見ることができません・・・なので、館内を楽しみたいなら10時に行くのが良いかも。
無印銀座のとっておきのパンでモーニング。「MUJI Diner」店内
MUJI Dinerはワンフロアまるごとなので広々。(全体写真は公式サイトをどうぞ)
テーブル席やソファ席も一部ありますが、おひとりさまでも気軽に座れるカウンター席が充実しているのもうれしい。
平日10時ごろにお邪魔したところ、すぐに入れました。勤務前に立ち寄る人も多いようで、70%くらい席埋まってました。
できたてのお豆腐も食べられるらしいですよ。
無印良品銀座のバターたっぷりパンでモーニングセット。メニュー
「MUJI Diner」のモーニングは和食から洋食まで、メニューが豊富!しかもお値段も手頃。
まわりを見渡すと、おにぎりセットか焼き魚定食を食べている人が多め。それにしても銀座のモーニングで500円はうれしいですね。
お目当の「豆乳粥」は完売していたので、「トーストセット(500円)」を。
「トーストセット」は1階のベーカリーのクロワッサン(160円)がふたつ。取り囲むように目玉焼きとウィンナーとサラダが。このクロワッサン、ぎゅっとちぎるとバターがじゅわり。たまりません・・・!これは毎朝食べたくなる。
店員さんに聞いたところ、しばらく「トーストセット」はクロワッサンになるとのこと。(今後変更の場合もあるそう)
セットドリンクは200円でオーガニックコーヒーや黒豆茶などが選べ、サラダバー(1回限り)も400円で追加注文できますよ。支払いは「MUJI Passport」アプリのポイントも使えて便利。
早起きした朝は、無印良品銀座でモーニングをぜひどうぞ。
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