「男はつらいよ」ファンの聖地、葛飾・柴又へ行ってきました。
子どもの頃は浅草に住んでいたので、行こうと思えば全然行ける距離だったのですが、なかなか行く機会がなく、今回初めて散歩したんです。
おそらく、観光地に住んでいたからこそ、わざわざ観光地に行くことに魅力を感じていなかったというか。寺とか神社に興味が出てきたのも去年くらいからなので…!
でも!柴又帝釈天の彫刻の素晴らしさを目の当たりにして、「なぜもっと早く来なかったんだろう」って思いました。食わず嫌いは損、そんな感じです。
こんな時期なので、いつもは観光客が多い柴又も人が少なかったようです。お店の方が「今日なら帝釈天も貸切でお参りできますよー!」ってかけ声を続けていました。
せめて来てくれた人を楽しませようっていう心意気がいいな、と感激。なんだか嬉しかったです。
ということで、柴又駅から柴又帝釈天、京成高砂駅までゆるっとフォトウォークしました。レトロな建物やロゴを見つけて大興奮!これは近々リベンジしなくては。
撮った写真をずらっと紹介するので、なかなかお散歩できない方にも楽しんでいただけたら嬉しいです!
柴又駅には寅さんとさくらが。
柴又駅前に寅さんの銅像が。この銅像のクオリティめちゃくちゃ高くないですか!渥美清さんの顔は彫刻にしやすいのだろうか…深い愛を感じざるを得ないクオリティです。
ふと視線を感じて振り返ると、寅さんの目線の先には…
さくらが!…こっちはあんまり似ていないような…。わたし自身が思い浮かべる倍賞千恵子さんの顔と違うだけか…?どちらにせよ、笑顔で見送りに来ているようです。
寅さんとさくらの間に立って、振り返る感じで写真を撮ると、いい感じで駅名入りの記念撮影できますよ。
帝釈天までの道のり
さて、帝釈天の参道へ向かいます。
草だんご屋さん、川魚料理やさん、せんべい屋さん。ザ・観光地の佇まいにワクワクする。
どんなお店があるかは、柴又参道観光紹介オフィシャルサイトをどうぞ。
柴又へ来たら、とりあえず草だんごでしょ
柴又へ来たら草だんご食べたいですよね。わたしの父が「男はつらいよ」の熱狂的なファンなのですが、ちゃんと1作通して見たことないかも。それでも寅さんが実家へ戻ってきて、早とちりから一悶着起こして去っていく姿は印象的でした。
子ども心に「寅さん、勘違いして短気すぎないか…?とりあえず落ち着いて話そうよ…」って思っていました。そんな「男はつらいよ」ファンの聖地、「とらや」へ。
現在の店は改装されていて、残されているのは階段のみのようなのですが、それでも一度は見てみたいですよね。草だんごとコーヒーセットで休憩しました。
〈とらや〉の草だんごはくせがつよくなく、かなりシンプルな味わい。
寅さん姿のモンチッチがいました!かわいい!
ちなみに、後で知り合いに聞いた草だんごの店おすすめは「吉野家」とのこと。次はそこ行きます。
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彫刻が美しい柴又帝釈天
柴又帝釈天へ着きました!かっこいい…!!細部まで施された彫刻が素晴らしい。
ちなみに奥には庭があるそう。閉館の時間に行ってしまったので、次は早めに行きます…。近くにある大正ロマン溢れる〈山本亭〉も、建物や庭が素晴らしいそうなので、行かれる方は早い時間にどうぞ。庭眺めながらぼーっとする時間つくりたい…!
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京成高砂駅へ向かいます
柴又駅から帝釈天までが意外と近くて、もう少し散歩したくなったので歩くことに。京成高砂駅までは徒歩約15分ほど。昭和レトロな建物やロゴが散見されて、レトロ好きにはたまらない散歩道。
タイルの色合わせ、いい感じ。
「お待ちどーうさま」にほっこり。
高砂駅までの道は、肉屋・魚屋・八百屋と生活するには充分なほど店が充実していました。焼き鳥屋さんも見つけて、おやつにつくね。
そういえば子どもの頃、習い事のプールを終えた帰り道に焼き鳥食べてたのを思い出しました。
最後に気になる建物発見。洋品店だったのかな、タイルや窓枠、入口全部がかわいい。
ということで、ほぼ写真のみで柴又さんぽ紹介させていただきました。行ったのが週末の16時ごろだったので、草だんご食べて帝釈天に向かう頃には徐々にお店も店じまいを始めていました…。
まだまだ見足りないところは次回の楽しみに。ほんの少しの時間でしたが、新しい素敵な場所に出会えて楽しかったです。柴又さんぽ、ぜひ行ってみてくださいね。
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去年の秋に、葉山で友人とフォトウォークしました。いろいろ落ち着いたら、またやりたいな。