ー喧騒を忘れる、駅前のコーヒーラウンジ〈池袋・タカセ〉
何度通り過ぎたかわからない。それほど池袋東口にはお世話になった。
江古田にある大学へ通っていたので、池袋は通学路の乗換え駅であり、遊びへ行く場所だった。同じ通りにあったディスクユニオンには欲しいCDを何度も探しに行ったし、嫌というほど通る場所だった。
それが東口を出て信号を渡るとすぐ見える、タカセ。
ちょうど大学生の頃はカフェブームで、お洒落なカフェが増え始めた頃。1杯500円のお茶は学生には高いし、居場所はどこにでもあったので、わざわざ古い店へ入る気はしなかった。
そんなこんなでタイミングをずいぶん逃し、ようやく踏み入れる機が訪れた。
エスカレーターで9Fの喫茶室へ上がると、まるでタイムスリップしたかのように時が止まっている。とうてい2019年の春とは思えない。
この人は普段何をしている人なんだろう、と思わず考えてしまうほど、いろんな人が集まる池袋。店の移り変わりが激しい駅前で、いつも変わらずある店の安心感ははかりしれない。
池袋〈タカセ〉コーヒーラウンジでプリンを。店舗外観
池袋の街は、実は意外とレトロな喫茶店がちらほら点在しています。〈タカセ〉は大正9年創業の洋菓子屋さん。1階はパンと洋菓子の店で、2階には喫茶室、3階にレストラン、9階はコーヒーラウンジがあります。
いつも混んでいる印象だったので、入らずじまいでしたが、今回初めて9階へ。
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池袋〈タカセ〉コーヒーラウンジでプリンを。店内
9階のコーヒーラウンジも人気で、週末の夕方も少し並びました。楕円のガラス枠から見えるラウンジの雰囲気がたまりません。
4人掛けの小さなラウンドテーブルがいい。
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池袋〈タカセ〉コーヒーラウンジでプリンを。メニュー
タカセのケーキは350円からという手頃な価格。わたしはプリンアラモードと悩み、デラックスプリンに。
しっかりかためプリンにカラメルソース。底には生クリームにカステラと想像以上のボリューム。これはプリンとケーキを一緒に味わえるタイプの、まさにデラックスなプリン。懐かしさを感じる甘さに大人心をくすぐられます。
お店は5月6日まで臨時休業中ですが、落ち着いたらぜひ行ってみてくださいね。
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池袋〈タカセ〉コーヒーラウンジでプリンを。店舗情報
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