前々回からのつづき。
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<焼肉屋>
「いつ死ぬかわからないから一人焼肉でもしてみるか」と焼肉屋に入る高佐さん。
メニューを見て、奮発してコースを注文する。尾関「かしこまりました。」
鉄板熱くなっておりますので、と言っておもむろに鉄板に手を乗せる尾関さん。ジューッと焼ける音。
高佐さん戸惑いの表情。
ドーン!!!(映画の予告で最初によく流れるアレね)
BGMとナレーションとともに、一人芝居の尾関さん。
「白菜、人参、唐辛子…めくるめく赤の刺激…君はこの刺激に耐えられるか!?」
まるで映画館で流れるおおげさな予告。超困惑する高佐さん。
「コースを彩る最初の一品目は…キムチ!」
キムチかーい!
高佐「なんなんですかこれ」
尾関「キムチです」
高佐「いや、そうじゃなくて。ドーン!とか何かやってたでしょう?」
尾関「あぁ、料理への期待を最大限に高めようということでやっております。」
何も生でやらなくてもいいじゃん、という言葉に、鮮度が大事ですから、と。
食べているとまたすぐに次の予告が始まった。
尾関「(子どもの声で)五郎、ほんとに行っちゃうの?」「(お父さんの声で)五郎を売らないとうちはごはんが食べられないんだよ」
「(子どもの声で)五郎ー!!」(ここ、初日二日目とガラリと変えてて、土曜日バージョンです。だいたいこんなニュアンス)
さっと予告が終わり、
尾関「タン塩です。」
高佐「食べにくいわ!」
またすぐに次の予告。
尾関さんが4役くらいこなす。ちょっと抜けてるおばか女性店長、家族を捨てた料理長、バイトの竹田くん、山田くん。
尾関「(女性店長の声で)コラー!竹田!ダスターきれいにあ・ら・う!」(もうこの時の表情が最高におかしかった!)
尾関「(料理長で)山田、トイレ行った後、手洗ったのか?」
尾関「(山田)いっけね!忘れてた!」
ナレーション「忍び寄るO-157の恐怖…」
尾関「(女性店長の声で)カルビ注文するの忘れてた!下のスーパーで買えばいっか!うちのカルビと全然変わらないもんね!」
ナレーション「抱腹絶倒!女性店長が巻き起こすおばかコメディ!」チャンチャン!
尾関「(しれっと)カルビでございます。」
高佐「いやいや下のスーパーのでしょ!?もう、全部くっついてるし…」
間髪入れずにまた予告。
急に始まる女性店長と竹田くんのラブストーリー。(もちろん全部尾関さんのひとり芝居)
尾関「(女性店長の声で)竹田は草食系でしょ?」
竹田、女性店長にいきなりチュウした模様。(尾関さん、ぐぐっと腰を屈めてエアーチュウ)
高佐「キスが下手!」↑このしぐさがきもちわるくておもしろすぎで(ごめんなさい、、)。何度見てもなんかすごい!
尾関「店長…俺こう見えて肉食系なんですよ。」
急に始まる警察との攻防。
尾関「(警官の声で)警察だ。前田だな?(名前違ったかも。)」
ナレーション「愛した男は別人だった…コースの最後を締めくくるのは、、、、ガム!」
高佐「ガムかーい!」
高佐「もうこんなんじゃいりません、帰ります!」
尾関「お客様それは困ります!」と一悶着あった後、裏から出てきたのは映画泥棒の着ぐるみ?を被った尾関さん。
尾関「万引きは、犯罪です」
<よみきかせ>
絵に描いたような、ちょっと昔のお母さん(尾関)とわんぱくそうな元気な子ども(高佐)。
この時の高佐さんが超かわいい。純粋さがすごくいい。
高佐「ママー、絵本読んで」
尾関「じゃあどっちがいい?女性自身と週刊文春」
高佐「もー、それはママが読むご本でしょー」(めっちゃくちゃかわいい笑顔で)
尾関「あらー、よくわかったわね!」とおもむろに出す絵本は、『ゴシップ童話』。
ちょっとね、ここも割愛。最近の芸能ニュース総ざらいぎみですよ。
普通の童話かと思ったら全部ゴシップニュース。
赤ずきんちゃんの話。「ねぇおばあさん。おばあさんの耳はどうしてそんなに大きいの?」
「それはね、お前がトリップしているからだよ」…!!
高佐「もう、ママの読むお話、全然昔話じゃない!」
尾関「そうかしら?みんながちょうど忘れたくらいの昔の話だけど」
ウワーまさにそうですよ、そんなの忘れてたっていうのをちょいちょい出してくる。
どの話も初めはふつうの昔話なのに、どんどんドロドロしてくる。
高佐「もういい!なんでこんな話ばっかりなの!?」(高佐坊や、、かわいそうすぎる。。。)
尾関「それはね、ママとパパが離婚するからよ。パパがグラビアアイドルと不倫したの。」
(またどっかで聞いたことあるようなニュース。。。)
高佐坊や「ウワーン!」と号泣。
尾関「強く生きなさい。」
<マジシャン>
デスクに座っている部長(尾関)とノックをして入って来る部下(高佐)。何やら深刻そうな表情。
高佐「部長、お話があります。何も言わずに受け取ってください。」と封筒を差し出す。
尾関「…退職願じゃないか!?君はうちの会社のエースなのに。いったい何が気に入らないんだ!言ってみろ。
…もしかしてアレか?俺のFacebookにいいね!をするのが嫌だったのか?」
高佐「部長のFacebookには心からいいね!を押しています。」(もうこのセリフが好きすぎて。)
尾関「じゃあなんで、、、」
高佐「実は…マジシャンになりたいんです!」
尾関「マジシャン!?そんなの仕事が終わった後とか週末にやればいいだろう。」
高佐「それはもうやっています。」
尾関「ほら、最近結婚したばかりで、新婚だろ?奥さんに反対されるぞ?」
高佐「奥さんは隣でアシスタントをしています。」
尾関「そのパターンかーい。」
高佐「部長、見てください。」
と、ここから高佐さん得意のマジック・ショウ。
コインをボトルに入れたり、破られた退職願が元に戻ったり。絵を描いた画用紙から急にボーリングの玉が出てきたり、
ぐちゃぐちゃに入れられたゴミ箱から探していた名刺を見つけたり。
呆気にとられる部長と、われら。。。いったい何を見せられているのか…!?
高佐「そういうわけなので、、今までありがとうございました!消えます!」と試着室のような箱を持って中に入り
カーテンを閉める。
尾関「開けるよ?」…無言。開けるとそこには誰もいない、、、けど。。。
箱をグラグラ揺らすと、それに合わせて動く足元だけが見える。。。いる。。奴は後ろに隠れている。
続き→THE GEESE Private Yellow感想その4
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