温室のある家に憧れている。
いや、温かくなくてもいいのだけど、ガラス越しに緑が見たい。庭が欲しい。
東京で庭付き一戸建てなんて、郊外へ行くか大金持ちになるか、くらいしか選択肢がなさそうだけれど、視界いっぱいの緑への憧れはつきない。地方ならいくらでも緑があるよ、と言われそうだけど、都会の刺激も同じくらい好きなのだ。
かっこいいビルが並ぶ街並みも好き。だけど高層ビルやマンションが並ぶ都会に、たまに苦しくなってしまうのも事実。
そんなときは、緑いっぱいの喫茶店やカフェへ行くことにしている。もちろん公園でもいいのだけど、日差しがきつかったり、暑かったりして外にいるのが難しいけれど、外の雰囲気を味わいたいとき。
そんな都会ならではの、わがままな欲望を叶えてくれるのが、表参道にある「蔦珈琲店」。
ガラス越しに見える、小さな緑の丘は木漏れ日が今日もきれい。
表参道のランチでおすすめ〈蔦珈琲店〉店舗外観
表参道でランチをするなら、個人的には喫茶店がおすすめです。都会の中でアットホームな場所を見つけるとホッとしますよね。
〈蔦珈琲店〉は、表参道の駅からスパイラルを通り過ぎ、青山学院の手前の角を左に入り、その名も〈アイビー通り〉をしばらく進むと左に見えてきます。
カーブが美しい建物が目印。なんでも昭和初期の建築家・山田守さんの自邸なんだそうです。1階が喫茶店、2階がギャラリーとして使われています。
メニューがお店の外にきちんと出されているの、安心感がありますよね。
いつもここの蔦が美しくて、入るまでうっとりしています。
奥まった入り口も好き。
さっそく中へ入ってみましょう。
表参道のランチでおすすめ〈蔦珈琲店〉店内
大きなガラス窓からは中庭が見えます。丘のように高く盛り上がっているので、まるでここだけ森の中みたい。新緑の生い茂る様子を、じっくりと眺めることができる特等席。
この日はスズメが駆け回っていました。
窓際の席もいいけれど、カウンター席も絶妙に素敵なんですよ。
常連さんとマスターが楽しそうにお話をしていると、カウンター席にも座ってみたくなります。
平日の12時過ぎごろに伺いましたが、満席になることはなく、ゆっくり過ごすことができました。お昼よりおやつの時間が混みそうですね。
表参道のランチでおすすめ〈蔦珈琲店〉メニュー
今回のランチは、カレーセットを。懐かしい味わいのカレーとたっぷりごはん。これは男子でもボリューム的に満足できるのでは・・・!
〈蔦珈琲店〉のランチメニューで人気なのは、クロックムッシュのセットのようです。クロックムッシュに、ルッコラのサラダ、そしてヤクルトのセット。隣の人が頼んでるのを見て、「次はあっちを頼むぞ!」と思っちゃいました。ヤクルトつくと、謎のお得感がでますね。
セットにはカフェラテを。
新緑の映える季節、のんびり緑を見ながら休憩しに行きませんか。
表参道のランチでおすすめ〈蔦珈琲店〉店舗情報
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