日本で最初の動物園といえば上野動物園。1882(明治15)年に開園しました。
最近ではジャイアントパンダの双子の赤ちゃんが生まれ、名前の候補に19万通もの応募があったとか。記念になんか送ればよかった、と思っています。
ということで、久しぶりにひとりで行ってみました。
上野公園ができた経緯とは
そもそも上野公園はその昔、自然豊かな場所として存在していました。
この辺りを病院にするという計画があったそうなのですが、それを食い止めたのが、オランダからやってきた軍医ボードワン。
緑あふれるこの場所を破壊するのは忍びない、それにいずれ都市には公園が必要になるから、と公園計画を提案したそう。ボードワンがいなかったら、上野公園も上野動物園もなかったのかも。日本初の公園が生まれたのは、ボードワンのおかげだったんですね。
そんなわけで、入園する前にぜひボードワンの銅像に挨拶しに行きましょう。動物園に向かう途中の木陰にあります。スタバの右横くらい。
この人が居なかったら上野公園は存在しなかったかもしれない、と本で読み、今までは気づいてなかった銅像の存在に気づいた。公園の敷地が病院になるところだったのをオランダの軍医ボードワンが公園化を提案したそう。今も素晴らしい公園だけど、昔の自然溢れる光景はどんな風だったんだろうな pic.twitter.com/X7yhckQgHL
— チヒロ / 街歩きエッセイスト (@kamometomachi) August 27, 2021
いやー、わざわざ銅像を見に行ったのって初めてかも。心の中でお礼を言いました。
上野動物園へ入園
入園してすぐ、ジャイアントパンダの飼育室の列へGO。なんでも1回目は最前列を歩きながら見られ、2回目以降はその後ろの列から見るようです。
訳も分からずにそのまま歩いて一度だけ見たのですが、飼育室を過ぎた出口付近にデカめのカラスが柵に止まっていてビビりました…。そういえば上野動物園はカラスが多いんだった…。まあね、公園だからね…。
そういえば、パンダって撮影NGなんですね。たまたまなのかな?前は撮れた気がするんだけどな。
久しぶりに見たパンダ、「でかいな~!」くらいで一瞬で終わっちゃった。渋谷にTOKYOFMスペイン坂スタジオがあった頃のアイドルの観覧思い出しちゃった。まあ、上野の人気者ですもんね。
で、園内の一部施設は公開中止のところも多く、小雨も降り出してしまったので、サクサクっと園内を回りました。
親子ゾウのふれあいがかわいい
今日行ってよかった!と思えたのは、子ゾウのかわいい仕草が見られたこと。
お家に帰りたそうなお母さんゾウのお尻をぎゅうぎゅう引き留めようとする子ゾウがキュート。
こちらは爆睡しているカワウソ。
うろうろするホッキョクグマ。
ごはんまち?の手ぶれすぎなトラ。
走り回る赤ちゃんのアビシニアコロブスと、まったりしてる大人たち。
ワシ。
サルエルパンツ履いてるみたいなボトムカラー。
毛づくろい中。
猿に見つめられると、なんとも言えない気持ちになりませんか。
喧嘩しそうでしないカンガルー。
不忍池の方を見たら、偶然目があった。
ぽけーっとするペンギン。
ピングフラミンゴ。
休止中の「パンダのもり」のそばには、レッサーパンダが。
その愛くるしさにやられた人々が無言で写真をとる姿が印象的でした。丸くてモッフモフ。
レッサーパンダを見てた時間が一番癒されたな…。
結構休止中の展示も多く、あまり見られなかったのが少し残念。
とはいえ、ぐるっと周ろうと思うと結構へとへとなので、2時間弱くらいで引き上げました。
帰りは池之端門から不忍池を眺めつつ駅へ向かいました。
ひとり動物園、アリかも
今日はさらりと見た程度でしたが、意外と一人で来ている大人が多くてびっくり。あと、本気のカメラ勢がたくさん!確かに、望遠レンズ欲しくなるな…。
ひとり水族館はたまにやるけど、ひとり動物園もありだな。自分のペースで見られますもんね。
上野動物園の入場は予約制
思い立ったが吉日。
今日にでも上野動物園へ行こう!と思った方、ちょっと待って!現在は予約が必要になっているので、事前にWEBからの申し込みが必須です。
予約受付開始日は、毎週土曜の午前9時から。翌週の土曜日からその次の金曜日まで(休園日をのぞく)の予約ができます。
夏休みは全然予約が取れなかったけど、平日は落ち着く気がするので、前日にでもチェックすれば取れるかも。
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